福島から漏れ出ている放射性物質が日本のみならず他国でも観測されていて、心配をかけて申し訳なく思う・・・。
そういえば昔、他国が核実験とかしていた時も、日本にそこから放射性物質が飛んで来るとか来たとか心配したよなぁと思い出す。
すごく離れていても、地球はひとつだなあ、繋がっているんだなあ、と当たり前のことを改めて実感する。
中国でおじさんが放射性物質に効くと思い込んで塩を6トンも買い占めたとか、韓国で放射性物質混じりの雨が降るからと100校以上の学校が休校になったとか、周辺諸国の不安はやはり一番強いのだと思う。
当事者の我々が被災地以外はごく普通に生活をしているのに、他国でそうなってしまうのはやはり情報が国内より圧倒的に少ないせいなんだよなあ。
私も最初はめちゃめちゃ不安だった。
だけど、震災からもう一か月近く、毎日のように星の数ほどの保安院や枝野さんや東電の記者会見や、ニュースやワイドショーでの専門家の見解や、池上さんの分かりやすい解説の数々や、インターネットの溢れるような情報などに触れているうちに、福島の原発の構造とか、放射線とはどういうものなのかということが分かって来て、現状では普通に生活していくことに何の問題も無いと分かって安心して暮らしていられる。
正しい知識って、本当に大切だなぁと思ったわ。
だから、現状を報告してくれる記者会見を開く皆さんは、正確な数値を、隠ぺいなどしないように出して行ってほしい。
そこが大きく間違えていたり、何か隠しているのではないか・・・と不審に思ってしまったら、そこから不安が渦巻いてしまうだろうから・・・。
そして他国の皆様にも、我々が得ているような詳しい情報が少しでも届くように、我々が持っていたような漠然とした不安が少しでも軽減されて安心してもらえるように、そして今以上のご迷惑がかかることのないように祈っています。
ほんと・・・、心配かけて申し訳ない・・・。