昨日は追悼式があったんだね。
人生の後半は、あの奇妙な風貌やスキャンダラスな事象ばかりが目立ってしまっていたけど、いろいろな思い出の映像を見るにつけ、やっぱり溢れるような才能を持った稀有な天才だったんだなぁ、と改めて思った。
マイケルといえば思い出すのは日本でやったコンサート。
当時マイケルはすでに世界のスーパースターで、チケットはもちろん入手困難だったけど、たまたま知り合いのレコード会社の人にアリーナのすごく良い席のチケットを貰えて楽しむことが出来た。
コンサートが始まって、前に立っているハタチくらいの男の子がマイケルのオープニングの衣装とほとんど同じものを着ていると気づき、「おお!気合入ってるな~
」と感心。
でもコンサートが進むにつれて、彼の着ているものが変わっていくことを発見。
彼は、椅子の下と足元に大きな紙袋をいくつか持っていて、マイケルが衣装を変えてくるたびに、それとソックリなものに頭の先からつま先まで、その場でゴソゴソと全部いちいち着替えていたのだ
あんなキラキラしたスパンコールなんかの装飾がついた衣装や帽子、売ってないよな~。
自分で作ったんであろうその衣装を着て、マイケルの一挙手一投足を食い入るように見つめながら、楽しそうに一緒に踊り、「マイケル、アイラブユー!」と叫ぶ彼に、なんか目頭が熱くなった。
あそこまで惚れられたら本望だろうなぁ
あの男の子、まだマイケルのこと好きかなぁ。
どんな思いでこの追悼式を見ていたんだろうなぁ・・・・・・・・・・・・。
未だに世界中でコレだけの人が感心を持っているということにも驚いた。
マイケルの名曲の数々は、これからもずっと輝きを失うことなく歌い継がれていくんだろうね。
Thank you Michael !!
RIP.