リーマンの鯉釣り日記

鯉釣りを始めて、もうかれこれ40年、鯉釣りが好きなんですと言える気持ちを持ち続けていたいです。

2月の櫛田川2

2019年02月24日 | 櫛田川
温かさが感じられるようになり,陽射しの明るさとともに,春ももうすぐのところに来ています。例年より桜の開花も早そうな予想ですが,2月は昔は最も釣りにくい時期であったのですが、温暖化によって、様子も変わって来ているのが最近ですが、特に今年はその傾向が強そうですが,皆さんのところはどうでしょうか。

私は,本格的に鯉釣りを始めたのが寒鯉釣りと時期が重なっていたと思います。冬の装備は冬場のキャンプと同じですが、釣りのタックルがその装備に追加される感じでした。昔は冬は釣れないみたいな感じで,琵琶湖でも竿を出している人は殆どいなかった様ですが,冬でも釣れるという情報から、最近では冬でも竿を出しているアングラーも確実に増えて入ると思われます。


前回から宮川から櫛田川にフィールドを変え、1ヶ月程櫛田川を攻めてみたいと考えています。今回は前回と同じ中流域の頭首工のあるポイントで,着き場というよりは餌場に打って、鯉が来るのを待つというやり方です。早朝と夕方には餌を食いに来るポイントであるので,それに合わせてフィーディングをして待つというやり方です。

フィーディングは植物系のボイリー15mmを300g程撒きます。次回以降狙ってみたいところもあるので,竿を投げる前にそのポイントにもフィーディングして,戻ってゆっくり竿を準備します。フィーディングしてその後1時間程時間を置いて、結局竿を出したのは,夕方の4時半くらいでした。

前回もこのポイントを攻めたのですが,事前に目撃した餌を食んでいる2匹の鯉と実際に釣った2匹の鯉を比べて,目撃した鯉の方が明らかに大きかったので,まだその鯉はハリ掛かりしていないので,狙ってみようと再度のチャレンジです。



写真を一見して、喰って来そうにないポイントです。ネットがあるのはゴミを止める為で、その先は水門があり、その先は、櫛田川の支流である祓川(はらいがわ)になります。このネット近くに餌が溜まるので,ここを餌場にしている鯉が目撃されるのです。ちょうど頭首工の上の通路からそれを目撃できます。もっとも、目撃できる為には,風がなく,水が濁っていないという条件が必要ですが。

今の時期は、亀もいないので,ボイリーで十分狙えますので,じっくり当たりを待てます。今回は,喰わせは警戒心を考慮して、15mmのシングルで、さつまいも系のボイリーです。PVAに喰わせと同じボイリーを7個程入れて、2本の竿で待ちます。

前回の釣行から推測して,喰ってくるのは,早朝かなと考え,ゆっくり夕食を車内で準備します。準備といっても、電子レンジで温めるだけです。最近はオムライスかカレーが定番になっています。以前は車がアウトランダーではなかったので,電気が使えないので,仕方なかったのですが、最近は電子レンジで殆ど調理ができるので,重宝しています。レトルトのカレーよりも、コンビニの出来合のカレーの方が明らかに美味しいので,ご飯を炊いたり,レトルトのカレーを温めたりするより値段も時間も節約できて、重宝しています。

丁度,レンジのスイッチを入れようとした時でした,餌を打ってから1時間程経過した頃でしょうか、デルキムの音に驚くとともに,薄暗くなって来たものの,まだヘッドライトが必要ではなく目視できるので,ゆっくりと当たりのあった左の竿を持つと、途中でカカリに擦れている感じの手応えがして、慎重にリールを巻き始めると、暫くしてカカリから外れて一気に鯉が走り出します。

底を這うような大型の手応えで、一定のスピードで左斜め45度の方向に走っていきます。ドラッグを緩めて糸が出て行くのを感じ、さらに竿の曲がり具合を見ながら鯉の動きに合わせて竿をコントロールしていきます。100m程走ったところで向きを変え更に左の方へ走り出します。

無理はできないので,竿をためながら少しドラッグを締めながらこちらを向かせようとしますが,鯉は反転して、今度は右に向かって走り出します。

そのうちに喰ったポイントあたり迄戻って来ると,今度は右手にあるゴミ防御ネットに向かって走り出します。途中で右の竿の道糸を超えていきます。

竿を右の竿の上で持ち替えて、ネットに絡まれないように注意しながらのやり取りになります。暫くして頭は見せないものの、尾っぽを水面から見せて、その大きさに大物の確信をしましたので、さあ、慎重なやり取り開始です。

しかし、その尻尾をみせて反転して走り出したその瞬間に、ポン!と外れた!。

ハリが外れて痛恨のバラシでした。

この間の時間は約20分程でしたが、結局魚が,ネット近くで反転して潜った瞬間にばれたようです。それ迄のハリ掛かりが、浅かったのが一番の原因で、こればっかりはどうしようもありません。とは言え,ハリ掛かりが浅いという前提で、もっと慎重に対応していればと、後悔だけが残ります。

それにしても鯉もさすがで,ゴミ防止のネットに向かって走っていき、そこで反転したりしながらの抵抗で、結局ハリを外したという現実に、まだまだこちらの腕が及ばなかったと、今回ばかりは「してやられた」という感じでした。

やられたという気持ちで,車に戻り,ゆっくり食事をしながら、テレビを見ながら、前回のごとく、明け方にまた喰ってくるのでは、という気持ちで,車中泊の準備をして、シュラフに体を入れて、眠りについた直後、またデルキムの音。時計を見ると、日付が変わり深夜の1時です。この時間に喰ってくるのかと驚きながら、ヘッドライトの光を頼りに竿を持ちます。今度も左の竿で同じように掛かりに擦れながら途中で外れての展開で先ほどよりは重量の引きも少なく,今度はばらせないと慎重に寄せます。5分くらいでネットイン。暗闇なので,ライフネットに入れて明るくなって検量です。

餌を打ち返して、早朝の時間帯に期待して眠りについて、熟睡状態だったでしょう。またまたデルキムの音に熟睡状態で起こされます。時計を見ると4時です。外は真っ暗です。ヘッドライトの明かりを頼りに同じパターンでやり取り開始です。今度は2、3分でネットイン。これもライフネットに入れてまた眠りにつきます。

あまりすぐには眠れない状態で眠りかけた時でしょうか,またデルキムの音で起こされます。時計を見ると4時50分です。先ほどと今回は右の竿です。4回の当たりのうち前半2回は左の竿で,後の2回は右の竿です。今回も小型のようで,ネットイン。しかしライフネットには既に鯉が2本入っているので、これ以上入れられないので,仕方なく,ネットにそのまま入れておきます。

明るくなっての早朝に期待したものの、その後は当たりなく,明るくなった時点で検量して、納竿して、次回の為にフィーディングして次に備えます。次回はこのポイントは警戒心が強くなって無理かなと思われます。それとバラした大型が再度喰ってくることはまずないし、それ以上の大型も期待できないので,次回は下流のポイントを攻めてみようかと考えています。

結局明るくなって検量すると,84cm、71cm、69cmとサイズダウンの結果になりました。残念!









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