リーマンの鯉釣り日記

鯉釣りを始めて、もうかれこれ40年、鯉釣りが好きなんですと言える気持ちを持ち続けていたいです。

櫛田川寒鯉2

2023年02月13日 | 櫛田川
 3年?ほど前,2月のこの時期に地元の櫛田川では確実な釣果が出たことがありましたが,その後はこの時期の櫛田川は喰いが悪く,その原因は鯉の警戒心によるものと考えています.川の場合,縄張り意識が強いため,同じポイントでは同じ鯉が釣れる確率が高く,釣るたびに鯉も学習して,警戒心が強くなってきているようです.
 問題はそれでも喰わせたい時にどうするかです.はやり,ある程度継続的に餌を撒き,餌に慣らすとともに,警戒心を少なくさせること.それを今年は地元の櫛田川で意識的に行っています.この時期は鯉の行動範囲が小さく,しかもそのコースが鯉によってある程度決まっているようで,そのコースを掴み,喰わせても,その後は喰ってこないことが多いのです.多くの鯉が回遊するポイントを掴むことで,ある程度釣果は増えますが,翌年は全く喰ってこないことになることが多いです.
 そこで,今年実践しているのは,撒く餌は少なく,しかし,定期的に狙うポイントに撒く.竿を出すのは天候等を意識して.今回は,土日と暖かい日が続き,月曜である今日は雨という天候で,この月曜に絞っての釣行となりました.
 朝から歯医者があるので,その前に午前8時に10粒ほどボイリーをフィーディングして,その後歯医者が終わって,11時過ぎに第1投.経験上,餌に慣れてきたら喰ってくるのですが,どうも餌を鳥(バン)に喰われてる感じで,撒いたアタリをしきりに数羽のバンが入れ替わり,餌を啄んでいる様子が見られます.日暮れまでの釣行で何とか喰わせたいと思っていましたが,なかなかアタリは来ません.
 今年は対岸で,大きな工事をしていて,その影響もあり,ポイントも変化していると思われますが,自分で草刈りして作ったポイントに絞って,とにかく警戒心を和らげることを意識して,投げる位置や投げるタイミングをいろいろ自分なりに工夫して,この時期ならではの対応をしています.いくら待ちの釣りといっても,年中同じ釣り方では,それで釣れる時期しか喰ってこなくなり,段々と釣り方がマンネリ化して,そのうち工夫をすることもなくなってしまうのが,鯉釣りの一つのパターンであることも自分の経験上わかっているので,特に気を付けているのが現状です.
 朝から小雨が降り続いて,時たまやんだり,少し雨脚が強くなったりしながら時間だけが過ぎていきます.車を止めているここは,堤防道路が行き止まりになっていて,その為,車も来ないので,本当に静かに誰にも邪魔されずにアタリを待てるのが,一番気にいっているところです.
 時間が過ぎていく中で,やっと午後3時に待望のアタリがあり,雨で濡れて滑りやすくなった堤防のコンクリートを,スパイクのついた長靴で足元に気を付けながら釣り座へ.慣れたポイントでもあり,ネットインさせる位置を意識してのやり取りです.川の鯉らしい引きはあるものの,大型ではなく,とはいえこの時期の一本なので,丁寧にやり取りして,ネットイン.
72㎝の小型ですが,これからの時期の釣り方を意識させてくれた一本です.

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