数より大型をと今年は遠征中心で、湖沼をターゲットに今年の私のフィールドですが、久しぶりに、ちょうど1年ぶりに地元の河川である櫛田川に入りました。
地元では鯉釣りをする人はほとんどなく、したがって、ポイントに釣り座を作る、すなわち草刈りをすることから始まります。
昨年と同じポイントですが、写真のように草刈りをするのに、草刈り機と槇のいるので、ウエーダーを履きながらの作業です。さらに、水際は葦が水中まで生えているので、腰まで水につかって葦を切ります。これをしておかないと、取り込みで苦労します。
そして草を一応刈り終えてからは、フィーディングをして、翌日の釣りまで寝かします。
翌日、朝8時過ぎに到着して、一掴みほどボイリーを撒き、2本の竿をセットします。すぐに当たりが来るかなと期待はしたものの、当たりはなく時間が過ぎていきます。2時間以上時間がたった午前10時半過ぎに待望のあたりです。
さすがに川の鯉らしくよく走ります。堤防を降りて、草を刈ったところに足を取られながら、釣り座に着いた時にも、まだリールのスプールは回っています。
竿を持つと、いい手ごたえが伝わってきます。ゆっくり地を這うような手ごたえが伝わって来ます。ゆっくり竿を立てリールを巻きながら鯉の動きを感じます。少しづつポンピングを繰り返しながら、寄せにかかります。
草を刈ったところでしかネットインできないので、そこに鯉を誘導するために慎重にやり取りしながらも10分ほどで何とかネットイン。1年ぶりの櫛田川の鯉です。
85㎝のきれいな魚体を見ると、櫛田川のこのポイントでの面白さがよみがえってきます。メーターオーバーはなかなか期待できませんが、90台までなら期待でき、鯉の美しさは特筆もので、それがこのポイントの魅力の一つです。そこに地元の河川の価値もあるかなと、一安心した1本でした。