リーマンの鯉釣り日記

鯉釣りを始めて、もうかれこれ40年、鯉釣りが好きなんですと言える気持ちを持ち続けていたいです。

春の釣りへ

2024年03月18日 | 水月湖
 春の温かさを予想される時期になり,早速遠征をと少しゆっくり時間もとれたので,親しいアングラーと計画しました.
 温かくなるとは言え,まだまだ春には少し早いと感じられるので,オープン戦というべき今回の釣行になります.今年初めての水月湖です.
 早春のポイントを考えると,浅場で砂の多いところを考え,しかも二人で竿を出せるということを考慮して決定しましたが,個人的には他のポイントもあったかなと考えましたが,今回は今後のこの春を見据えての下調べも意識して,ゆっくりした気持ちで楽しもうとそんな気持ちです.
 何人かのベテランアングラーも今年最初の水月湖を堪能すべく,結集しての釣行になりました.皆,春先を考えてのポイント選択で,満を持しての気持ちで遠征されているようでした.
 近くの梅林でも,剪定が終わって,その枝を片付けたり,最初の消毒に向けての準備など湖岸の梅林でも活動が始まっています.その梅林も,後継者のないまま,放置され,荒れているところが目につきます.これも時代の流れかと一抹の寂しさを覚えてしまいます.
 さて,もう一人のアングラーと2本ずつロッドを並べて,春の日差しを感じつつアタリを待ちます.時間のある中で,ゆっくり散歩しながら,車からでは見過ぎしてしまうポイントを探索するのも一つの楽しみでもあります.
 二日目の午後3時ごろに最初の当りがあり,餌を啄む水鳥が餌を喰ったのかと思いながらロッドを持つと少し重く,横走りするこの湖独特の引きにこれは鯉だと予想外の展開です.ちょうど一緒に竿を出していたアングラーの他に散歩に来ていたもう一人のアングラーのAさんもいて,このAさんがいるときに私のロッドに当りが出ることが多く,まさに私にとっての女神のような存在です.二人の視線を受けながらの竿さばきの展開となりました.
 今回は足元を狙う釣りなので,急な当たりに対応するために,少し柔らかいロッドを使っているので,急な走りにも柔軟に対応でき,引きを楽しめる展開になりました.
 10分ほどのやり取りの末,何とかネットインサポートしていただき,良型をゲットとなりました.


水月湖にはいろいろな姿の鯉がいますが,この鯉は珍しく野鯉を思わせる精悍な姿で,サイズ以上にその姿の精悍さに見とれてしまいます.もう7,8年前にここで釣ったメーターオーバーの2本が同じような姿の野鯉であったことを思い出させてくれた一本でして,私的には久しぶりのいい鯉で,満足の一本になりました.とは言え,最近はそんなことも話しても理解してもらえるアングラーも少なくなり,ある意味自己満足でもありますが,昨今のサイズだけに目を奪われたような鯉釣りにも一抹の不安を覚えていますが,この釣りの奥深さの一つを味わえる審美眼も忘れたくないと実感したひと時でした.

 写真が逆行になったので,少し補正しましたが,初めての遠征で少し慌ててしまった感が否めませんが,暖かさを感じ薄着での記念撮影になりました.

重さは12㎏ほどでした.

 その後は1っ回あたりはあったものの,針掛せずにこの1本だけの釣果になりました.
 その後は散歩してのポイント探索が中心の釣行になりましたが,たまたま通りがかった方が,車中泊を楽しみながら湖畔でのアウトドアーを楽しんでおられたので,いろいろお話しする機会に恵まれました.私の全く知らなかった,ケリーケトルを使っておられ,なるほどと新しい発見をさせていただき,新鮮さを覚えた今回の釣行になりました.また,カープフィシングの話にも興味を持たれたようで,こういう女性がカープフィシングを楽しまれることがこの釣りの盛んになる要因であると実感しました.是非次回は,カープロッドをセットした姿を見てみたいと思ったひと時でした.
 次回も早速計画中で,貴重な春の時期を逃す手はないので,思い立ったらすぐに実行していくのが自分で,またこの時期の鯉釣りです.しかし今回の反省として,いくつかの忘れ物があり,次回へ向けての再準備を始めたいと思います.皆さんも春の気配に誘われての釣行では,忘れものにご注意を.


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