勉強後記

「勉強後記」は「勉強日記」、「続勉強日記」の続編です。学生時代とは異なる目線で書いていきます。

ホスピタリティとは何か

2023-07-15 16:35:02 | 日記
ホスピタリティとは何か

ホスピタリティとは自分も楽しみつつ相手と思い出を共有することである。私は外国人向けのボランティアガイドに所属していた。英語力、寺社の知識をあげたい気持ちは分かる。しかし、ガイドとして大事なのは如何にツーリストに楽しんでもらうかである。ガイドはツーリストの特性を知り、ツーリストに楽しんでもらえるように工夫する。例えばツーリストは歴史が好きで寺社を巡るタイプ、風景が好きで写真を撮りたいタイプ、おしゃべりが好きで地元案内人であるガイドとしゃべりたいタイプがいる。もちろん、ガイドには個性が重要である。十人いればそれぞれが全く違うアプローチからガイドする。ガイドも自分の持ち味を活かしながら楽しみつつ、ツーリストと思い出を共有し、ツーリストに「楽しかった」と言ってもらえるのが理想的である。

ガイドのファシリテーターとしての役割

2023-07-15 16:17:42 | 日記
ガイドのファシリテーターとしての役割

ガイドの後輩から住職から寺の説明が違うという相談があった。私は後輩なりにお寺の説明できたのならそれで良いと答えた。身も蓋もない話だが、史実をツーリストに正確に伝えることはガイドの役割ではないからだ。もちろん、史実を知っておくことは重要である。しかし、私は史実を通じて何がいえるか。史実をより身近な例に変換してツーリストに理解しやすい形で伝えることが重要であると考える。ガイドでは日本人だけでなく、外国人に対して行う場合もある。エッセンスを伝えるときは史実に基づいていることよりも如何に相手に納得してもらえるかが重要である。史実を巡っては寺社側と学者側で対立することはしばしばである。ガイドの役割は両方からいいところをとってツーリストに伝えることである。ガイドは寺社や学者とツーリストをつなぐファシリテーター的な役割を担っている。

てびきをつくる。

2023-07-05 20:31:05 | 日記
てびきをつくる。
君はいつも手順をすっぽかすといわれる。1から10まで教えてくれと言いたいところだが、公式のマニュアルを読んで理解しろといわれる。しかし、マニュアルにはエッセンスしか書いていない。内容を理解するにはそれなりの知識と経験が必要である。知識も経験もないなか色々試したが、自分なりにてびき書をつくることにした。・(なかぐろ)をつけたあとに、作業内容を1つ1つ箇条書きにする。箇条書きにするのは忙しいなか文章は読んでいられない、作業内容を細かく箇条書きにすれば頭の中に入りやすい、スムーズに作業できる、間違いを少なくするためだ。足りないと思うときは「・」を1つ付けて飛ばし、作業内容が不明であることを示す。そうすると作業内容の空白地が可視化できる。空白地に関しては人に聞くか、今後見聞きした情報で埋めるつもりである。誰かに見せるわけでもないので、てびきは未完成でも良いと思っている。試行錯誤の末、自分なりのまとめ方を知るのが一番の勉強法である。

素直さは成長のもと

2023-06-22 12:45:24 | 日記
素直さは成長のもと
素直さは成長のもとである。現場での仕事が多くて毎回監督から怒られている。怒られると段々素直ではなくなる。私は失敗しても、次はどうしたらうまくできるだろうと考えるようにしている。もちろん、精神的に余裕がなくてむっとしてしまうこともある。私は前よりも少しだけできるようになれば、自分で自分を褒めている。監督は人を褒める努力をするべきである。山本五十六は「褒めねば人は動かない」という名言を残している。完全に素直でなくなったとき人の成長は止まる。私は素直になる努力を、監督は褒める努力をすれば、きっといい現場(職場)になると思う。

組織の変わり目

2023-06-21 10:14:53 | 日記
組織の変わり目
組織体制において運営主体がかわると組織構成もかわる。新体制ができると専用の組織ができる場合がある。何らかの理由で以前の体制が残ったまま新体制になることもある。私は大学生のとき、とある学習支援団体に所属していた。私が幹部になったとき、団体が所属する会社が変わった。当時、私は団体の運営班長をしていた。それまで運営班が文字通り組織の運営を担っており、まさに運営班長は部長であった。しかし、幹部会が運営の中心となり、運営班は教材を準備する担当の部署に留まった。私は組織の変化を察知し、当時の部長に運営班は廃止するように進言した。新しくできた幹部会と旧運営班の性格は似ており、紛らわしいからだ。おそらく、区別できていた(区別するように奔走した)のは私だけである。しかし、結局運営班は廃止できなかった。私は意思を次の運営班長にたくした。後輩の尽力もあり無事に運営班を廃止できたようである。