先日、桜の大先輩(第3の親父)の別荘に招待され、行ってきたのは白樺湖。
その親父に観光案内してもらって行った「ニッコウキスゲ」という花で有名な車山高原。
オレンジ色したユリみたいな花が群生していました。が、花より何とか?花より昆虫?(笑)
そこの咲いてたシシウドっていう花にいっぱい留まって蜜を吸っていたのはキレイな蝶々。
いや、蝶のように見えて実はこの子……蛾なんです!
シャクガ(尺蛾)。
幼虫があの有名な尺取り虫。
昔職人が寸法を計るとき親指と人差し指で計った動きがこの子の幼虫が同じ動きをしたため尺取り虫と名が付いた。
しかも、この子の幼虫、蛾の中でも珍しい毒を持っているんだ!
っていっても人に刺すとかじゃなくて、体内に蓄積して天敵(鳥など)から身を守るために進化したんだね!
鹿でも倒れてしまう「アセビ」っていう木の葉っぱを食べて体内に取り入れて、間違ってこの子を食べた鳥は毒に侵されて次からは鳥も学習し、「コイツを食べると危険だ!」ってことで食べなくなるんだ!
キレイな花には棘がある
キレイな娘には毒がある?
気をつけよう(笑)
ところでみんなは蝶と言うとキレイでカワイイ。
蛾は気持ち悪くてキライ。って…。
でもね、蝶は元々蛾の進化型。
夜行性だった蛾は触角でフェロモンを感じ、雌を探してるのに対して、蝶は昼行性で複眼が発達して柄でも雌を探せるようにようになったとか。
蛾でもキレイな柄なやーつも居るし、昼行性のやーつもいるんだよ!
この子の名前は『ヒョウモンエダシャク』
名前のとおり豹柄が目印。
キレイといってもこの子も蛾でしょ?
っという方は遠くからヒラヒラ飛んでるところを見てやってください!(笑)
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