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埼玉県木材協会「木協だより」及び「木の講座」鐘撞堂山草刈り作業

2016-06-16 18:02:27 | Weblog
久々の木協ネタ。

先ずは会長の挨拶より


~意識改革の年に!(あなた任せにしない)~

 5月に総会が終わり、いよいよ新年度事業が始まります。行事予定にありますように各々の行事への組合員の皆様のご参加・ご協力をよろしくお願いいたします。
 
 総会において「今なぜ木材なのか。ウッドファースト社会を目指す出発点にしませんか。」という呼びかけを致しました。

 日本の人工林資源は成熟し、林業の成長産業化が謳われています。林業の成長産業化を成立させるためには、木材の新たな利活用を考えていかなくてはなりません。その際には、地球温暖化防止や持続可能な森林活用の確保ということも十分に認識した上で行っていくことが重要です。

 木材業界には森林認証材、合法木材認証材、県産木材認証材などがありますが、これらの認証制度につきましては一般消費者の方々ばかりでなく、残念ながら木材業界自身も、また、設計・建築士、建築施工事業者も十分に理解していないのが現状です。

 例えば、食品においては食品表示基準に従い、表示義務があるたね、名称、原材料名、内容量、保存方法、製造者、販売者などが表示されます。

 特に、近年、健康への志向が高まっていることから、有機栽培という表示や産地が表示されており、消費者は購入するときの条件の一つとしています。

 食品業界に限らず、日本のあらゆる業界では永年にわたって需要拡大に向けての対策を行ってきております。
 しかしながら、我が業界は現状を俯瞰すると背筋が凍る思いです。対策が急がれます。

 今、小中学校の生徒たちは、国土保全や水資源の涵養など森林の果たす役割を学習し、これまで木を伐ってはならないものだと思っていたことを、森林の再生の為には適度に伐って木材として利活用することの方が正しいのだと認識しているようです。

 教育現場からの情報発信は子供たちだけではなく社会に対しても必要です。「木のやさしさ」、「木材はいいものだ」とはいわれていますが、確かな需要拡大には結びついておりません。

 木材を使うことは地球環境への貢献はもちろんのこと、軽量鉄骨よりも経済性のある事をもう少し明示していくことが求められています。

 長期的には少子化に伴う住宅着工戸数の減少が予測される中、海外への輸出、非住宅関係への木材の利活用、そして何より地球環境の保全や改善に結びつくことを明示しながらマーケティングして需要を掴んでいくことが大切です。
 そして消費者・大工・工務店・設計士との連携、さらには地域内異業種との交流も必要かと思われます。


以上。




このように会長も言われているように、山の木はもう使える木になっています。

だから今こそ国産の木材を使う住宅が求められているのです。

少子化により住宅着工戸数が減る中、住宅以外の木材利活用にも色々な考えを取り入れなければ木材の需要拡大にはつながらないということも大事なことですね。

その住宅以外での木材利活用にウチが当てはまるのかな?

貢献できればいいと思う。



そして先日、新年度事業として「木の講座」が行われました。

鐘撞堂入口付近埼玉県木協の森の草刈り作業に参加。





笹がいっぱいな所で鎌持ってじゃ太刀打ちできません(笑)
万能鋸で笹伐りしてると・・・。 ↓



目の前にハチの巣が・・・。
トックリバチの巣かと思ったら中からスズメバチが俺の目の前で威嚇・・・。


コガタスズメバチでした。


小型と言っても3cmくらいあるやーつで刺されたら物凄く痛いよ!

ってなわけで撤収!

あとは林業事務所の方に報告してとっとと下山。。。


その後はいつもの深谷市のバーベキュー場「グリム」で木の講座と親睦バーベキュー







今年もお世話になりました。


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