バイク・キャンプ・ツーリング

NERIMA爺、遅咲きバイクで人生救われる

1998年7月21日 北海道ツーリング 24日目

2025年02月15日 | 1998年 北海道ツーリング
7月21日(火)静内キャンプ場~二風谷~帯広~狩勝峠~金山湖畔キャンプ場




 午前6時半には起床。テント撤収。
 日高方面に向かい、二風谷のアイヌ博物館と菅野さんのアイヌコレクションを見学。二館で700円。どちらの館もほとんど人気がない。アイヌ博物館ではアイヌの子供の遊びを再現したビデオが面白い。ソリの穴などは焼け火箸を押し当てて穴を開ける。樹液を木の筒にいれて、一晩外においた手作りアイスキャンデー――でも、それは真冬にしかできないので、かなり冷たいに違いないけどうまそー。

 そのあと、噂に聞いたブタ丼の「ぱんちょう」に行こうと、274号を日勝峠から帯広に向かう。峠ではトラックを追い抜いたりして結構飛ばすが、帯広の手前から10キロほどパトカーのうしろをのろのろと走る。横を走っている名古屋ナンバーのバイクは、ときおり蛇行運転。うしろにはズラリ車の列が続いて、まるで大名行列。
 帯広駅前のパンチョウにいくと、ほかのライダーから「今日は、休みだよ」と教えられる。ついてない。しょうがないので、近くにある「こけし」という店でぶた丼(800円)を注文。豚肉をあぶったやつを、メシに載せただけの単純な料理。タレは甘辛い。まあ、こんなものかなという感じ。

 帯広から38号で富良野方面に向かい狩勝峠を越え、今日は金山湖畔のキャンプ場にテントを張る。キャンプ代500円。駐車場からリヤカーでサイトまで荷物を運ぶ。坂道の結構な距離だ。チャリダーは自転車のままサイトにはいりこんでいる。テントの前には金山湖が広がる。ときおり湖の向こう岸を1両か2両編成の電車が走っていく。根室本線だろう。夕方近いということもあり郷愁を誘う光景だ。テントを張り終え、途中で購入した撥水スプレーをフライシートに吹きかける。ついでにレインウェアを着て、同じように吹きかけるるが、透湿防水繊維が溶けてしまったらしく、生地がジーンズに張りついてしまう。あああ。失敗した。

 ファミキャンがこないようなサイトの端にテントを張ったが、あまかった。すぐうしろにでかいテントのグループ。おまけに大型犬を2匹も連れている。騒がしいことにならなければいいのだがなどと思っていると、ワンワンと吠えはじめる。キャンプ場うしろに温泉施設のようなものがあったので歩いて行ってみると沸かし湯。それでも一風呂浴びさせてもらう。
 K代宅に電話。近くまできている話になり、明日またお世話になることになる。夜は心配していたほどうるさくはなく、安眠。



夜は意外に静かだった金山湖。





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