バイク・キャンプ・ツーリング

NERIMA爺、遅咲きバイクで人生救われる

1998年7月22日 北海道ツーリング 25日目

2025年02月16日 | 1998年 北海道ツーリング
7月22日(水)金山湖畔キャンプ場~麓郷~富良野~吹上の湯~東川(再びK代宅)



 6時半には起床。このごろは、この時間には自然と目が覚めるようになってきた。NHKのラジオ体操をシェラフの中で聞きながら、もそもそと一緒に身体を動かし、そのあとの気象情報に耳をかたむけ、その日どうするか決める。
 9時出発まで、1時間ほど本を読む。裏道の253号いくと、富良野の麓郷というところにでる。どうやらテレビドラマ「北の国から」の舞台になった場所のようだ。ドラマは観たことないが、ミーハーと化して石の家とか見学する。結構、観光客が多い。富良野ジャムとかいうファームでK代宅の土産に「コケモモ」「木イチゴ」それに特性焼き肉のタレなどを買う。

 麓郷から253号、富良野市内に向かうダートを走っていると、ゆっくりしたカーブでフロントタイヤが砂利に取られ、あっと思ったときにはザザーっと転倒。対向車があると、すごい砂ぼこりが舞い上がるなあなどと、気を取られていたのがいけなかった。身体にもバイクにも支障はないが、砂利が盛り上がっているところから、轍の窪みに転倒したのでバイクを起こすのが容易ではない。荷物固定用のローブをひとつ外したところで、うしろからやってきた4駆の人が手伝ってくれる。バイク走行中に転倒したのは、バイクに乗り始めて初の経験。後部シートに荷物満載しているので、リアを取られやすくなっていたのかもしれない。なんにせよ、スピードを出していなかったのが幸い、右ウィンカーにヒビがはいったくらいだ。身体にはケガひとつなし。運がよかった。ただ、バイクは全体が真っ白いホコリだらけになっている。

 少し落ちこんで、富良野駅前にある「三日月食堂」でラーメン。独特のダシがしっかりきいている。店前にバイクを停めてうだうだしていると、汗が吹きだしてくる。それでも今回のツーリングで、こんな暑さを経験するのはまだ2回目だ。交差点ではバイクと乗用車の接触事故。パトカーが拡声器で「免許と車検証もってこっちにきて」などと、縁石に座りこんでいたライダーに指示している。

 涼みいくのが目的じゃないが、十勝岳方面にいき、「吹上げの湯」にいく。宮沢リエがドラマで浸かって全国的に有名になったらしい。以前から、1度は浸かりたいと思っていた露天湯風呂だ。場所はOさんと行った銀山荘温泉のすぐ手前だ。駐車場には20年くらい前のスズキ750が駐車している。3気筒のなつかしいバイクだ。高校時代、友人が乗っていて、延岡から高千穂までタンデムで走ったものだ。
 吹き上げの湯壺は上下2つに湧かれていて、下の広いほうの湯は熱くてとても浸かれたものじゃない。上の小さい湯船が若干浸かりやすいが、それでも結構熱い。まあ、それでもじいっと湯に浸かり、周りの景色を堪能。下は渓谷みたいになっている。真冬の夜でも、雪の中、地元の人はわざわざはいりにくるという話だ。

 3時くらいに旭川のホームセンターで、4リットルオイル缶、オイルパックン、オイルジョッキを買い、K代宅でオイル交換をさせてもらう。夜はほとんど1人で飲む。K代は2、3日前のPTAで飲み過ぎ、しばらくKさんから謹慎を申し渡されている模様。12時前後には寝る。




最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。