まあちゃんのおへや

~masacyobiの思い・考え・ライフスタイル~

ピアノの練習

2007-01-04 21:52:45 | piano
冬休み中に、長い時間練習した。

昔、姉が短大の保育科を受験すると言ってピアノを習い始めた。
結局、それ以外の科に進んだのでそのままピアノはやめることに。
その時に、私は引き続き自分が習いたいと親にお願いして習わせてもらった。
中学1年生だった。

祖父母の家のななめ向かいの家でレッスンを受けていた。
レッスンは午前中で、終わるといつもお昼ごはんを祖母に食べさせてもらっていた。
偏食がひどい私が鮭だったら喜んで食べたので、毎週焼き鮭とごはんを用意してくれた。
それ以外は、いくらすすめられても何も食べなかった。

私が就職してまもなく亡くなった寡黙な祖父も、今はもう80代なかばで何をする気力もなくなってしまっている祖母も、まだ元気で口には出さないけど毎週私が行くのを喜んでくれているようだった。

誰も住んでない家に、先生は日曜に通いで来ていた。
私は、鍵盤の足りないキーボードで結構練習した。
リズム感もたいしてなくて音符を読むのもままならかったけど、長い時間をかけてバイエルを終えた。
次に、『Czerny』と『Burgmüller』という本をもらった。
その本を少し進んだところで、先生はピアノ教室をやめてしまった。
2年ほど習っていた。

それから長い年月が流れて、子どもたちがピアノを習い始めた。
私が欲しくても買ってもらえなかったピアノも、すんなり手に入れた。
私は『子どもたちと一緒に練習しよう!』と心に決めて、ぼちぼちやり始めた。

今は、すーちーの『こどものブルグミュラー ミッキーといっしょ』で悪戦苦闘している。
この年から独学で、果たしてどこまで弾けるようになるのか。
時間の制限はない。