Ombra Mai Fu ~ 優しい樹の下で

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 増田 いずみ ~ OFFICIAL BLOG

花見

2008年04月06日 | masudaizumi.com
今日も文楽にいって、帰りに高津神社によってみました。

桜のお花見の有名な場所ではあるのですが、公園の入り口が山のようなゴミ置き場と化していたのには、びっくり。

いつもと全く違った公園の様子に、まずは唖然。

ひしめくように青いビニールシートが場所をとっていて、そのうえで盛り上がる宴会の数々。

とにかく、すんごい人だった。



私の大好きな、狂言の「夏祭浪花鑑(なつまつり なにわかがみ)」のクライマックスは、ここ高津宮の宵宮を背景にしています。

これも、竹本座の初演でしたが、なんと、実際にあった事件をもとにしている作品なんですね。


舅を殺す、という凄惨なクライマックスの場面で、台詞はなく、ガーンチキチン、コンチキチン、、、、と叩かれる祭の「だんじり囃子」

この事件が春だったら、どんな音楽になっていたのでしょう。


桜が、ざーーーっと雨のように散ってくるので、かなり素敵だったのですが、あまりにたくさんの人の気にやられてふらふらでした。