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刺繍の思い出

2008年04月09日 | masudaizumi.com
先週から本格的にリトルの通園で、このところ、たくさんの書類とにらめっこ。
家族からは、私が、いつも微妙に違っている解釈をする天然の回答をするもので、「パラミちゃん」というあだ名をつけられているのですが、良きママとして、しっかり頑張らなくては、と思いつつ、4月は苦手な提出資料がい~~~っぱい。

それに、結構いろいろな行事があるのですね、、、、遠足、運動会、盆踊り、豆まき、餅つき、バザー、模擬試験、、、いまさらながら、この時期の子育てを終られた世の中のお母様を尊敬いたします。
子育てって、本当に大変だ、、、これじゃあ、コンサートスケジュールも調整しないと、、、と、実感しています。



先週から説明会でいただいた資料はやまのようで、持って行くものもあれば、お稽古鞄を作ったり、体操服にアップリケや刺繍をしたり、ぞうきんを縫ったり、宿題もあったり、、どれも手落ちはできないし、なるべく手作りで作ってあげたいし、、、。

そう思いながら、私の母が幼稚園のときに、縫ってくれた通園バックを壁に飾っています。

母は、公文式の先生でしたが、私がまだ幼いときは、きちんと主婦をしていました(笑)

おやつも手作りで、私は、母が作ってくれる自然の味のプリンより、プッチンプリンに憧れたものでした。
よく近所の奥様とパーティをひらいて、フルーツポンチを作って、大きいボールにいれていたり、マードレーヌやクッキーなどは母の味しか知らないほどでした。

そんな母の姿で一番素敵だなと思ったのは、刺繍。


家中のクッションカバーや壁掛けのタペストリー、そして私たち子供の洋服や、手提げ鞄など、本当によく作っていました。
丸い木のリングに向かって、ひと針ひと針さしている姿は、本当に女性的で、私も、こんなお母さんになりたい、と思ったもので、いまでも料理より裁縫のほうが好きなのでした。

そんなわけで、いま、リトルのために、刺繍の本を読み初めております。


私の母が描いてくれた刺繍は、大きなスカートドレスを着た女の子が、木のツタで出来たブランコに乗っているもの。



記憶に残っていないのがとても残念な、いろいろな思いが詰まった刺繍の通園バックです。