昼公演

新聞で、オペラの公演は、昼公演のほうが集客が多いという話が載っていました。

海外では、昼公演をマチネ、夜公演をソワレといいます。
よく映画館でも水曜日マチネで値段が安かったり、集客が大変、というイメージがありました。

オペラを観ているときは幸せですが、いざ終演してみると、どこで夕食をとっていいかわからなくなるのが、いつも困っていたことでした。

豪華なオペラをみたあとは、まだ余韻を引っ張っているので、落ち着いたところで、皆で話も膨らませたいし。

22時半に演奏会が終わると、夕食食べていたら鎌倉の家まで帰る電車がなくなってしまったり、で、仕方なく、休憩中にデパ地下で買ったサンドイッチをつまんで、終演後はお茶だけして、1時間半かけて帰ることが多かったです。

もう、いまは子供を持つと、マチネ公演以外は考えられない。

行く予定にしている、びわ湖ホールの「フィガロの結婚」も前日14時からのマチネ公演。

日本の生活スタイルは海外とは違うから、歌舞伎や文楽など古典芸能は幕見があったり、お弁当を食べたり（最近はロビーでの飲食になりましたが）、開演時間も11時と16時が多いですよね。宝塚やミュージカルも、歌舞伎の影響を受けながらスタートしたのでその開演形式をとっていて、いいなあと思っていました。出演する側は、大変なのですがね。

オペラを輸入して100年、日本のオペラ事情、こんな部分の変化も、嬉しいなと感じました。