紫の物語的解釈

漫画・ゲーム・アニメ等、さまざまなメディアにひそむ「物語」を抽出して解釈を加えてみようというブログです。

ゲームにおける「酒場」の役割

2010-02-10 01:08:09 | テーマ縛り
最近逝去された北森鴻氏の小説で、「香菜里屋」シリーズというミステリー小説がある。
ビアバーのマスターが探偵役となって、バーに訪れる客たちが持ち込む"謎"を解決する物語である。
その小説では「酒場」が、物語が持ち込まれる場となっているのだが、
そういえばゲームにおいても、酒場が登場するものが多いなー(とくにRPG)と思ったので
様々なゲームで「酒場」がどのような役割を果たしているか調べてみた。


  「物語」が持ち込まれる場(【LIVE A LIVE】等)



冒頭で触れた、物語が持ち込まれる場として機能しているパターン。
たいてい、もめごとが起こる場面に主人公たちが居合わせることになる。
また、レジスタンス等過激派の秘密基地だったりすることもよくある。
(【聖剣伝説2】【FF7】等)


  出会いと別れの場(【ドラクエシリーズ】【ロマサガシリーズ】等)



仲間と出会ったり別れたりする場。
ロマサガなどは、新しい町を訪れたらまっさきに酒場へ向かって、
新しい仲間がいないか確認するのが常識である。
別れても、いつかどこかの酒場でめぐり合う不思議。
ドラクエの場合は、仲間預かり所状態。預けられた仲間は毎晩宴会か?


  情報収集の場(ほとんどのRPG)



酒場で情報収集はRPGでは定番。
フロントミッションでは、客ひとりひとりに顔グラフィックがある徹底ぶり。
でも、このゲームでは情報なんて必要ない気がする・・・。


  サブクエスト受領の場(【世界樹の迷宮シリーズ】等)



アトラス系RPGに多い気がする。
本編の物語とは直接関係のないサイドストーリーを楽しむための場。
クリア報酬で強力なアイテムを手に入れ、ゲームを有利に進められることも。


  戦場(格闘ゲーム等)



戦闘を繰り広げる舞台として選ばれるパターン。ファイナルファイト等、ベルトアクションものにも
よく見られる。
酔客が後ろで応援していたり、敵をふっとばして樽やグラスを壊したりと、戦闘を盛り上げる要素満載。


  なんの意味もない(たけしの挑戦状)






酒場も複数あり、飲める酒の種類もかなり多いが、ほとんど意味はない。

まさに酒場の無駄づかい!

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1 コメント

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Unknown (通りすがり)
2020-02-23 00:00:55
こんにちわ。
ニンテンドウのRPGのマザーにも酒場のシーンがありました。
プレイしたいのだけど、ほとんどダウンロード版しかなくて。

https://etblupmotion.tumblr.com/post/190555370909/コンビニとドラクエのコラボ
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