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今回は一味変えて少し昔の鉄道風景を・・・
大正期の私鉄でしょうか?そんなイメージです。
何となくこの時代の「汽車」は、のどかな田園風景よりも殺風景な荒野や疎林を走っているイメージが私の中にはあります。
・・・当時の郊外というのは今より開発が進んでいなかったでしょうし、森林も伐りっぱなしの禿山が多かった(らしい)のであながち間違いでもない?
どこでも田んぼが作れるようになったのは、実は我々が思うより最近の事なのでしょう。
今回製作したのはIORI工房さん(http://iori.uji-masa.com/)の加悦鉄道ハブ3と明治村のハフ11
ここのペーパーキットは相変わらず渋いチョイスですw
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紙で作る場合、私はまず全体にサフを吹き、乾いてから内板と外板を重ね、流し込みタイプのセメントで固定しています。
これだけでまぁまず剥がれることは無いと思います。
強度が必要な部分と四隅はアロンアルファを使用。こちらも染み込ませるように流し込んで固定。
瞬着を流した紙はかなり頑丈で、ヤスリで削ることも可能です。
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ハブ3のデッキ部分も紙製!
瞬着を流して強度を確保しています。
・・・断面が丸ではなく、しかも太いんですがマァこれで十分満足。
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床下も紙
3枚重ねにすることによって梁なども表現されています。
KATOのカプラーポケットがそのまま取り付けられるように設計されているのも良心的です。
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レーザーカットによってすべて切抜き済ですからあっという間に組み立てることができます。
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塗装はブドウ1号で
実車とは異なりますが、この手の車両は焦げ茶に白い標記という塗装が個人的に好みなので。
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マッチ箱がだいぶ増えてきました(笑