工場長の製作日誌

模型製作記録とか辺境の記録とか

定光寺自然休養林の協三DL

2016-08-28 19:37:01 | 今日の製作所


まだまだ暑いですが、見上げれば秋の空。


木曽森林鉄道の機関車は幸運にも多くが保存されていますが、県外に散ったものもチラホラ。
今回は愛知県の定光寺自然休養林で保存されているNo127をたずねました。



No127は木曽では少数派の協三製の10t機関車。
昭和31年製で、北海道で使用されましたが昭和35年には不要となり木曽へやってきました。
木曽では異端児だったものの、北海道から団体でやって来たお陰か?鉄道廃止の昭和50年まで使用されたようです。

定光寺自然休養林の森林交流館前の駐車場に運材台車2組とともに保存されています。
塗装は緑一色です。悪くはないけど何を意識しているのか?



手入れはされており、程度はまぁ悪くないのですが、3面の窓がベニヤ張りになっており何とも哀れです・・・
土手側の窓はありましたがオリジナルではないようです。







運材台車は2組とも板バネの付いたタイプ。
ステーキの無い後ろの台車は客車用の張り出しがあり「おや」と思ったのですが、ネットで見ると最初に保存された場所に有った頃は大B客車が載っていたんだとか。もったいない!
ステップ付台車の幅 W=1550mm





向かって右側には張り出しがあるのが特徴。
フロントグリル左の特徴的な手すりは失われています。







モデラー向け資料(笑)
L4600 W1800 H2670 (約)