先週水曜日は、お客様が公正証書を作成する日でした。
この度の依頼は「離婚に関する公正証書の作成」で、弊事務所にご依頼頂いたのはその原案の作成までです。公証役場での作成手続きには当事者のお二人に公証役場まで出向いて頂く必要がありました。
原案が出来上がり、公証役場での作成日時も決まったものの、作成が完了するまでは本当に心配でした。「当日になって相手にドタキャンされた。」ということもたまに見聞きするからです。
それなので「作成の日」は私も朝からそわそわしておりました。「もしかしたら、よくない連絡が来るかもしれない。」とまで考えていましたが、何もないまま(営業の電話はありましたが)作成予定時刻が過ぎ、夕刻お客様から「作成できました。」とのご連絡を頂き、ようやくほっとした次第です。
以前、やはり離婚された別のお客様が「重いものを背負った感じがする。」とおっしゃっていました。確かに「離婚」という選択は重いでしょう。それに「重いものであってほしい」と思います。その重さを感じられる人ほど、続く人生をよりよく生きられんじゃないかな?