「公証人」とは30年以上の実務経験を有する法律実務家(裁判官・検察官・弁護士等)の中から、法務大臣が任命する公務員です。
公正証書の作成や、会社の定款の認証のお仕事で、「公証人」と打ち合わせをするときがあるのですが、私はその打ち合わせがなかなか好きです。
何故なら公証人は褒め上手
打ち合わせは、こちらの作成した定款や公正証書の原案などをチェックしてもらうところから始まります。自分が作成した文書に「不明確な箇所はないか?おかしい箇所はないか?」心配になりながら「いかがでしょうか?」とたずねると、必ずと言ってもよいほど、「よくできてますね。」という言葉が公証人から返ってきます。
中には「第〇条のこんなところがよい。」という風に具体的に言ってくれたりもします。だいたいその後には「ここはこのようにした方が・・・。」と修正があったりするのですが、単純人間の私は初めに褒められた気分になると後の言葉も一生懸命に聞いてしまいます。実際、公証人との打ち合わせは非常に勉強になることが多いです。
まだお会いした事があるのは埼玉と東京の一部の公証人のみですが、皆さん本当に親切です。
この「初めに良いところを褒める技」はいろいろなところで応用できますね。ビジネスの場面でもしかり、育児の場面でもしかり。
コザウルス(娘4才になりたて)も「かっこいい~。さすが4才。」という言葉をかけると、驚くほどうれしそうに頑張ってくれます。
私も、目指せ!褒め上手!