◇ 現状
最初に少し書きます。
舛添が議会運営理事会でこう発言したと言われる。
涙を浮かべて「自分の子供が・・云々~・・子供の事を考えれば止めたいと思っているが、都政を混乱させるわけにはいかない。だから続けている」 中略(子供の事は、舛添自身が原因だと言う事を、認識してない発言なので。)
?・・である。
誰が都政を混乱させているのか自覚がない。・・これには?である。神経が普通ではない。
現状、都政を執行できる状況ではない。常識的な判断力がないのでは。
現状を把握できず、その場がしのげればいいと考えてる根性が、ふてぶてしい。・・厚顔無恥とはこの事だろう。
厚顔無恥・・恥を知らない様子
正常じゃない人間の事はこれ位にして、東京都は、舛添一人の為に都政が停滞していると言われている。 が・・
冷静に考える必要がある。
仮に、都知事(他の長でもいいのですが)が急に都政を執行できなくなった場合、どうするのでしょうかね?
その時の為の準備はしているでしょう?マニュアルとかに決めてないのですかね。・・現実起こりうるわけですからね。
それと、急遽(きゅうきょ)政治なり都政が行われなくなれば、副と呼ばれる人(副大統領・副首相・副知事等)が執行するはずです。
急遽(きゅうきょ)と書いたのは、それなりの理由があるはずです。
理由があれば、国民・都民等は理解します。
今回、東京都に起こっている舛添の不祥事は、都民・国民の殆んどが理解しています。
行政は東京都の場合を考えると、都知事が全て行うわけではありません。むしろ、都知事は方向性を決めるだけでしょう。
実際に動くのは職員です。・・そうですよね?東京都職員の皆さん。
いわば、都知事は「おったてもの」です。
重要な判断は副と呼ばれる人でも、出来るはずです。それでも判断が難しい場合は、東京都の副知事と幹部が話し合って、決めればいいだけの事です。
しかし、東京都の知事しかできない事もあるでしょう。
その場合は、説明をすれば相手も理解できるはずです。(今回のように、原因がはっきりしている。都民の殆んどがわかっている。)知事が決まってからその議題を、処理してもらえばいいだけの事です。
手術に例えるならば、緊急手術と応急手当と様子見(観察)、を使い分ければいいだけの事でしょう。
臨機応変です。
都政が停滞するという言葉は、冷静に考えれば現実的ではありません。
再度書きますが、実際の業務を行うのは職員一人一人です。知事がいなくても都政は正常に運べます。
弱音を吐かないで下さい。
それと、国会議員や都議に一言。
野党は舛添の事をネタに、与党側に責任をおっかぶせる気でいるが、舛添は自民・公明にも応援を頼んだが、野党にも応援を頼んだと聞く。野党に舛添のような人間を都知事にした責任はある。
それと、誰でもそうだが、人間の行いは全部調べられないし、本人も都合悪い事はしゃべらないだろう。・・それがあとで発覚する。
今回の舛添の事を教訓として、非難合戦の選挙ではなく、実際に都民・国民の為になってくれる人を推薦してくれ。
民進党の岡田さんは与党の責任を追及するらしいが、舛添誕生には野党の責任もある。
民進党内にはお金の問題を抱えた、国会議員もいる。
相手の弱点を突く選挙方法は、国民・都民は「げす」だと考えている。
都議選となった場合や、知事選の時は相手の弱点合戦ではなく、心から国・都政を考える選挙演説にしてくれ。
民進党も相手の事を、批判できる立場じゃないだろ?
国民・都民として「批判合戦」は、うんざりしている!
そのような事で選挙するから.舛添のような過去に悪事をした人が、どさくさに紛れて知事になるのである。
国民や都民は、何処の党が・誰が・批判合戦演説しているのか、良く見ておいた方がいい。
その低レベルな人間に、票を入れない事です。
◇ 指導者とは
一般に指導者と言われると、人の先頭に立ちぐいぐい引っ張ってくれる人というイメージが強いが、一面ではそういう面が必要ですが、本来の指導者は機械関連に例えるなら、油のようなものですかね。
一言で「油」と書きましたが、分かります?ブログを読んでくれる方々。
今回の東京都の事を考えると、都政を行うシステムはあるわけですね。
職員がいて、都議会議員がいて都知事がいるわけです。
其々が其々の役目を背負って存在するわけです。一人一人が各部品なわけです。
一つの部品が欠けてもスムースに動きませんね。(部品が欠損とか消耗した場合、交換すれば正常に稼働します。)
人間トップに立つと、自分が一番偉いように錯覚し横柄になります。今回の舛添も例外ではありません。
性格に例えると、癖がある人間(部品)は部品の一部としては、動きずらいし他とのバランス上ギクシャクします。
(癖と書きましたが個性が強い人・極端に右寄り・左寄りの人等。)
其々の考えの人が東京都に限らず存在しています。この状況をうまくリードしなければ、都政なり国は動かせません。
かと言って、極端に偏った方向に肩を持つと、不満が起きます。ではどうしたらいいか?ですが、常識的な考えで双方の意見を聞き、お互いが納得するような方法がとれる人がいいのです。
強引な指導者だとどちらかに、遺恨が残る采配を取ります。これでは機械に例えれば連結された部品同士が、スムースに回転しません。
この時は機械に対して障害にもならず、かと言って自分を前面に出さず、緩衝体となるものがあれば、機械は動きますし人の場合ですと、両者がそれなりに威厳が保てるでしょう。(場合によっては、どちらかの悪い所をズバッと指摘する決断力が人間の場合は必要になりますけどね。この時は道理を通した説得力が必要です。)
機械と人間を取り交ぜて書きましたが、要は指導者の姿として油のような存在がいいのです。
現代の指導者は物事、人間関係等をスムースに動かせる存在の人がいいのです。
それには常識をわきまえ、知恵も使え、出しゃばらない、大局が見られる人が向いているのです。(理想は)
よく、水に例えられますが、水は高い所から底辺の所まで自由自在です。・・この表現は、リーダーでありながら底辺の人にまで、気が配れる事です。
本来であれば水に例えるのですが、水の場合機械を錆(さ)びさせる事がありますので、油にしたのですが油は機械の消耗を減らす役目もあります。
人間で言えば精神的になだめるとか、安心感を与えるとかの役目ですかね。物事の潤滑をスムースにさせる役目です。かと言って出しゃばらず決断する時はきちっと決断する人がいいし、その人が油であり現代の指導の姿です。
それと、指導者の条件としてボランティア精神がある人がいいですね。(ボランティアを利用して、いい人ぶる人は駄目です。)
心から人に尽くしたいと言う人は、自然と知恵が涌き自分より他人と考えているので、今回のような舛添みたいな混乱を起こしません。潔(いさぎよ)いです。・・人に対して自分の方から、迷惑かけませんからね。
指導者の理想として、油に例えましたが都知事とはどういう仕事か?政治家とはどういう仕事か?と言う事を分かってる人がいいですね。
それと、考えの中立な人が理想です。
◇ やっと
舛添がやっと辞職しましたね。
遅すぎたくらいですが、一段落して何よりです。
次の知事候補は、上記に書いた事が当てはまる候補が理想ですね。
これも、都民・国民のズルは許さない!と言う強い決意が通じたんでしょうね。
都議会議員がコメントしてましたが、知事の意向に沿うようにはからっていた・・と言う事を話していた議員がいたが、言語道断でしょう。
9月まで引っ張ってどうしようとしてたのですかね?
都民・国民と考えが乖離(かいり)し過ぎているコメントです。この議員は、次の都議会議員選挙に立候補しないほうがいいでしょう。
一段落して良かったのですが、こういう考えの議員がいると言う事は、不安の火種が残ってると言う事ですね。
有権者の方は、用心して投票する方がいいでしょう。