『藍染袴お匙帖一 風光る』
藤原緋沙子 双葉社 630円
医学館の教授方であった父・桂東湖の意思を継いで
女医者となった千鶴は藍染橋の袂に治療院(診療所)を構えた。
二百石取りの御家人・菊池求馬とともに、江戸市中で
起こる様々な難事件を見事に解決していく・・・!。
いにしえのお玉が池のお玉稲荷から、地図上にはある藍染稲荷を探している時に、
岩本町二丁目の平成通りと金物通りの間に、「弁慶橋跡の碑」というのを見付けました。
※北西方向に、神田お玉が池「千葉周作道場」がありました。
えっ!川もない、しかも神田に何で弁慶橋?と誰しも思うでしょう。
碑文を読んでみると、しかし谷中から不忍池まで流れていた藍染川とは別の細流が
お玉が池の埋立て後、整備されて川となり、神田紺屋町の紺屋の排水でいつも藍色に
染まっていたため藍染川と呼ばれていたという。
◆『藍染袴お匙帖一 風光る』
藍染橋の袂に診療所を開いている女医・桂千鶴のもとに、
身元の分からない白骨が持ち込まれた。
確たる証がなく、困り果てた南町奉行所の同心・浦島亀之助が
助けを求めてきたのだ。
千鶴は複顔術を試みるが・・・!第一話 蜻火(かげろひ)より・・・
《参考・参照・引用》
http://blogs.yahoo.co.jp/gulliverbros/26030934.html
◇第一話 蜻火(かげろひ)
◇第二話 花蝋燭
◇第三話 花落葉
◇第四話 走り雨