するがちょう にほんばし
お江戸 駿河町(日本橋の北側・中央区日本橋室町)
歌川 広重 「する賀てふ」
駿河町の名は富士山のある駿河国に由来する。
富士の眺めは江戸一番と評判で、手前には
「現金掛け値なし」の商法で繁盛した
呉服商・越後屋(現・三越)を描かれている。
呉服屋以来の伝統ある百貨店。写真は、昭和初期頃!
元は三井越後屋呉服店。
明治末になって百貨店化を目指し、三井から分離。
すなわち三越の誕生。一九十四年に五階建ての百貨店となる。
昔の建物は、今の建物の右半分だけで、まわりも広々としていた。