銀の砂時計

Elegant~美しい旋律に調和する良質な風景・生活空間を求めて

名曲探偵アマデウス-#20

2008-12-05 00:02:18 | 音楽空間
今回のお題はベートーベン/クロイツェルでした。

いかにもという感じで登場する愛公路氏が面白いですね。デコ携帯もバリバリ状態なのが笑え、この適度な笑いが良いのですよぉ~。
愛公路氏の持参する肖像画・・・番組の流れから、色調はあえて暗く表現されていますが、顔こそ違うものの、どことなく「おけいはん」的な要素を感じてしまうわたしでございます。
#共通項はヴァイオリンだけなので、気のせいかな?っと

今回も新しい発見がイッパイ!
「半音動機」なんて用語は初めて知りました。前から気になっていたピアノの音は「持続音」ということも・・・何だか音楽通論の話みたいですけどね。ただ、今まで漠然と感じ取っていたイメージを具体的かつ視覚的に提示されると、
「なるほど~」
と納得する場面も多いのです。

旋律の構成などの解説を聴くと、自分が好きになる旋律に一定の特徴があることが明確になってきたりします。常に理論的背景などを気にしているわけではないので、理論的ポイントをみつめることで、
「わたしはココのこういう形式が好きなんだねえ」
と明らかになります。このステップを踏むことによって、実は自身が好きな音楽的要素の根幹を探り、自らの音楽的な感覚の深淵をたどることになります。

つまり、この探偵事務所の「真の依頼人」は
<観ているわたし自身>
なのではないかと。
ウムム~

できれば、バロック音楽専門の探偵事務所も作って欲しいなぁ~。


ところで、
最後の黒川芽以さんの言葉って、アドリブ?
思わず笑いました・・・
(^o^)


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