機種変更して一ヶ月が経過する
WX320KR
は、使いやすいボタンの大きさが気に入っていて、満足しながら使っています。
さて先日はMacの日本語変換ソフト「egbridge」が販売終了になったことを取り上げました。今日は
WX320KR
の日本語変換で気がついたことを取り上げます。
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今まで使用してきた「京ぽん」ことAH-K3001Vから比較すると、日本語変換効率はとても良くなっています。AH-K3001Vの日本語変換はあまり褒められたものではなく、誤変換や変換候補の出てくる順番が10年ほど前のシステム手帳に酷似しているところがありました。正直なところ、メールの作成ではイライラすることもありましたし。
ところがWX320KRでは
「まあまあ満足」
というレベルまできたような感想を持っています。日本語変換の使い勝手が格段に向上しているからです。ちょっと変わった苗字なども変換できていたりしまして、
「賢くなったね」
と褒めたくなる場面が多いです。
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と、まあ全体的にとても満足しているのですけど、特定の場合において日本語変換に微妙な傾向があるような気がします。実際に出てくる予測変換の候補では
「にし」
→「錦」「西大路」「西京極」「西宮」
「むこ」
→「武庫川」
「じゅ」
→「十三」
となっており、近畿エリアの地名にやたら強いようです。特に「むこ」で「武庫川」が出てくるのにはビックリ。使っているうちに「十三」は上位の予測に出てこなくなりましたが、「う」→「梅田」は上位に出てきます。
予測変換ですから地名が出てくるのは当たり前ですけど、出てくる地域が偏っていますよね。「にし」だったら「西田」「西川」「西山」といった名前が上位に出てきそうなものですが、この機種ではそうではないらしい。
(^^)
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さらに決定打的な変換では
「ろく」
→「録音」「録画」「六地蔵」
という変換も・・・
う~ん、確かに間違えではありません。これは正しい変換ですよね。しかし「六地蔵」と言ったところで、東京の人にはなぜ予測候補に出てくるのか分からないではないかと。
実際に東京の友人は
「六地蔵?なに??」
という答えが返ってきました。
「地下鉄が~
京阪電車と~」
と説明したところで通じることもなく・・・
(笑)
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WX-320KRはメーカーは「京セラ」、日本語変換は「Wnn」の系列を採用しています。「Wnn(うんぬ)」といえば、UNIXとかLinuxでお世話になったりもするわけですけど、「Wnn」の沿革を調べれば何となく納得ですかねぇ~
以前、利用していたLinuxの環境でも「Wnn」を使っていましたが、その時は今回のような傾向に気がつきませんでした。Linuxの環境が今は無いので、確かめることもできないですね。
友人が使っているDoCoMoの携帯が「Wnn」の系列を使用しているので、試してもらいました。やはり「西大路」「西京極」「西宮」・・・出てくるようです。もっとも友人の環境では変換の学習履歴もあるので、全く同一というわけではありません。それでも同じような傾向はあるみたい。
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誤解のないように強調しておきますが、日本語変換がおかしいというわけではありません。予測変換の中で特に地名に注目した場合に、面白い傾向があることに気がついただけです。そして同時にその傾向が新鮮な感覚を与えてくれていますので、私としてはお気に入りの機種にかわりありません。
かく言う私は関西の友人とメールをしているので、それなりに助かっています。
(^^)
あえて意見を言わせていただければ、「石神井」「越生」が変換できるのなら「六会」くらいはイッパツ変換して欲しいかな~っと・・・
月々のケータイ料金おいくらですか??