ノロウィルス～感染性胃腸炎

ノロウィルスが原因と見られる感染性胃腸炎が流行しているようです。海外でも流行しているようなので注意が必要ですね。

今年の正月に私が入院したとき、ウィルス性の急性胃腸炎と診断され、その原因としてノロウィルスの名前が出てきました。各種報道で感染者が出ているとの報道に触れるたび、入院時の記憶が蘇り、気分が重たくなります。


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当日は昼過ぎから気分が悪く、夕方から腹部に鈍く重たい痛みがし始めました。「腸閉塞の時の痛みに似ているかな？」と感じていたその数時間後には立っていられないほどの腹痛になり、その後は症状が急変。

猛烈な腹痛と嘔吐感に襲われ、間も無く激しい下痢、これでもかと続く嘔吐が始まりました。嘔吐するものが無くなっても嘔吐感が強く、同時に下痢が続くので、まともに歩くことができませんでした。この段階で全身に震えが来てしまい、強い悪寒を感じるようになりました。

入院した直後は、激しい脱水症状でかなり苦しみました。病院での治療が始まってから薬が充分に効き始めるまでの時間が、ものすごく長く感じられます。散々な夜でした。

いま思い出しても、ゾッとします。

「新年明けまして入院です」～銀の砂時計2006年1月15日掲載記事


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翌日以降は急激に体調が回復しましたが、記憶の中に残った苦痛は消えることがありません。おかげで日々の生活に気を配るようになりました。経口感染で感染するようですから、衛生面での注意が必要です。


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