中華風冷やしイケメン韓タレ添え★BLOG de Diary

♪中華明星も韓国スターも好きな私の徒然日記♪

そっくりでびっくり

2005年09月04日 | ピーター・ホー
先日、CSの日本映画専門チャンネルで「裸の19才」を観た。
名前だけは聞いた事があるが、観たのは初めての70年代の有名な異色作映画である。監督は新藤兼人。
実在した未成年・連続射殺犯の実話なので、内容はかなりヘヴィだったが、私は主演の若き日の原田大二郎に釘づけになった。
こりゃまたごっつーびっくり、驚きの『美少年』だったのだ!
しかもピーター君に"くりそつ" (古っ)なのだ!(マジ!)
数年前の「勝者偽王」の頃のピーターが似ているとネットで話題になっているのを以前何処かで読んだが、たしかに今でも昔の原田さんに似ていると思う所がある。
これを書くと「え~~ッ!!!?」と非難の声も聞こえそうだが、今の原田さんを見てはいけない(すんまそん^^;)、特に好きと言うわけではないが、昔は…それはそれは綺麗な美少年だったのだ。
今は?何であんなんなっちゃんたんだーーー?!(再びすんまそん!)

映画はモノクロなので、人物が特に美しく見える。逆に暗さも倍増だ。
主人公の山田道夫は集団就職で上京。だがどこも長続きせず、どんどん自堕落な若者のたまり場へと流れていく。それでもどこかでまだ純真な田舎の青年然としているところと世捨て人的っぽい退廃的なムードの両方を合わせ持つ。とくに女性に対してはどこが母性を求めるような幼稚な愛し方もする。このギャップが、凄く良くて、無関心なのか?子供っぽいのか?退廃的なのか?それとも物凄い危険なヤツなのか曖昧で、かなりキタ♪
ふとした事で、米軍居住区の家から拳銃を盗み、これまたふとした事で1人殺した後は、道夫は自分のこれまでの歴史を辿るように、田舎に独り暮らす母や妹に会いに行ったり、幼い頃自分を背負ったまま強姦され、気がふれてしまった姉の病院を尋ねたりするのだが、その道々人を殺して行く。(これだけでも凄そうでしょ?
殺人を犯す一方で普通に母や妹や、友人や恋人と接するところが実に淡々としていて、それが主人公が美形なだけに恐く、またあやうい。子供の頃の道夫の貧しい境遇も凄まじくて、かなりヘヴィなのだが、昔と今の話が何度かコラボレーションしながら進む。しかも今の道夫がやっぱり美しいのでそれほどイヤな気分にはならなかった。

興味のある方はかな~りパンチのある(暗くなる?^^;)映画だが、これからも再放送があるので、原田大二郎の美少年ぶりとピーター・ホー似を是非チェックしてみて欲しい。
顔のパーツ一つ一つはちょっと違うのだか、全体で見ると厚い唇とか奥二重の目もととか高い鼻筋とか、とにかくクリソツな場面が幾つかある。
"え?!っ"と思うほど美しい顔も結構出てくるので美形好きの方にもオススメする(笑)

いや~、って事は、やっぱりピーターも美形って事だよな~満足満足♪