コロナとカオス
コロナに関しては日々テレビもネットも新しい情報を提示する。僕たちはそれを理解し役立てたいと思う。 しかしながら、それまで信じてきた、あるいは科学者が指摘していた情報が通用しな...
悪人正機説からちょっと考えて見た
親鸞の『歎異抄』の一説。 善人なほもて往生をとぐ、いはんや悪人をや。しかるを世の...
専門家はいるけれど・・
一昔前には、専門家であるだけではなく、知識人というか教養人がいたと思う。とりあえず教...
欲求と真善美
前回は数学者の岡潔の言葉を紹介した。岡先生は、現代は知性が衰えた時代だという。そういう時代は損得、功利主義が跋扈する。そういう人間を作った一因は、試験目当ての勉強では、人間の情が...
服従と「良いこと」
前回はマズローの欲求の五段階説が、功利主義的に利用され、本来の「心とは何か」との問いを後退させ、岡潔先生が言う真善美への開かれ、つまり人間の真の姿を忘れさせるとの話をした。 ...
岡潔の言葉から
岡潔は日本の最高の数学者で、そして単なる数学研究者ではなく、思想家である。いつも日本...
反知性主義と無知の知と
北海道に帰っていた。事情があり、遅くなっていた納骨のためである。 コロナ禍であるの...
甥の意欲
先日北海道に帰った。弟の子供、つまりは僕の甥とも会いました。甥は高校三年生なので、親...
続・甥の意欲
前回、甥から意欲を感じなかったという話をした。 意欲が培われると、知性の眼が開かれ...
童心と『ああ無情』
本当に極私的なことを。 Amazonで古本を買った。 僕が子供の頃に読んだ本である。小学校2〜3年生の頃だったかと思う。 ポプラ社が出版している「世界名作童話全集」のユ...