団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

歳をとるとイヤなことばかり思い出す

2024年11月21日 | 老後の生き方

人間の脳は自己肯定感の高低にかかわらず過去の出来事でもイ

ヤだったことや腹が立ったことを強く記憶するようにできてい

るという記事があった、そういえば以前武田鉄矢氏がTVのある

番組で「人間齢をとるとイヤなことばかり思い出す」と言って

たのを思いだした。

 

確かに同世代の武田鉄矢氏の言葉に共感したのは私自身そう思

うことが時々あるからである、今までで楽しいことは?と自分

に問いかけて見ると、咄嗟に出てこない、そんなはずはないと

自問自答するが思い出すのはイヤなことばかり、働いてたころ

の不快な出来事が鮮明に浮かんできたり、腹が立ったことを克

明に記憶してることを思うと、人間の脳はイヤだったことや腹

が立ったことを特に強く記憶するようにできているということ

が本当かもしれない。

 

しかしなぜだろう?長い人生でそれなりに充実して楽しいこと

も多かったはずだが、イヤなことばかり思い出すというのは齢

をとったせいなのか、認めたくないけどそう思うしかない。


60代女性「姑に束縛され40年」

2024年11月20日 | シニア女性の悩み

結婚して40年になる60代女性の人生相談、同居している

90代の姑の言動に悩まされてるという、買い物も自由にで

きず、食事についても硬すぎ、柔らかすぎと文句ばかり、あ

げくの果てにいらないという捨て台詞。

 

20年前からは要介護状態で車椅子の生活の姑、週3日のデ

イサービスの時だけ自分の時間、夫の弟や嫁には感謝するの

に同居で介護してる私にはありがとうの一言もない、ただ自

分の苦労を理解している娘が介護を手伝ってくれるのが救い

である、これで人生が終わるかと思うと悲しいという相談内

容である。

 

相談者の悩みに回答者は本来は姑が嫁に感謝するのが普通で

あるが今さら、それを言っても無理かもしれないそれならデ

イサービスの日に出掛けてデイサービスから帰ってくる時間

帯に戻ってくるなど気分転換したらどうですか?相手が変わ

らないなら自分が変わる、実行してくださいというものだっ

た、やはり自分も老いていく、そんな悲壮感が漂う相談内容

だったが、ご主人は理解してくれてるのだろうか?寄り添っ

てくれてるのだろうか?なぜか気になった。


兄弟それぞれの人生

2024年11月19日 | 老後の生き方

家族だから兄弟だからといってもお互いのことを何もかも知って

るわけではない、一緒に暮らしているときはあまり意識しないけ

ど離れていると何も知らなかったと気づかされることがあるもの

だ。

 

同じ家に生まれた兄弟でも進む道はそれぞれ、昔どんなに仲のよ

かった兄弟でも違う人生を歩むうちに物の見方や考え方が違って

くる、進学、就職、結婚、取り巻く環境がそれぞれ違えば生き方

や価値観が違ってくるのは当然かもしれない。

 

私にも10歳下の弟がいるけど成人してからは疎遠になりがち、

それでも両親の墓参りに二人で行ったとき、往復6時間のドライ

ブで両親と私と弟の4人で温泉にいったことや京都に旅行にいっ

た昔話、そしてお互いの家族の話をしてると、やはり兄弟のつな

がりを強く感じる瞬間があるものである。

 


70代は危険な期間と言われてるが

2024年11月18日 | 老後の生き方

認知症や要介護になる人の割合は70代になると60代の5倍

をこえる、だから健康寿命を延ばすためには、できることを減

らさない、今できていることをやらなくなるのは老化防止の観

点から非常に危険である、これは精神科医で多くの著書を出し

ている和田秀樹氏の言葉である。

 

元気な80代を迎えるには外に出ること、できることを減らせな

い、料理をしている人は辞めずに続けること、その意味では運転

免許は返納すべきではないとうのが和田氏の持論である、運転免

許を返納すると6年後の要介護率は2.2倍になるという。

 

平均寿命と健康寿命の差は男性が9年(平均寿命81歳、健康寿

命72歳)女性が12年(平均寿命87歳、健康寿命75歳)病

気や認知症などで誰かに介護されたり場合によっては寝たきりに

なったりして生きる平均期間である、この平均寿命と健康寿命の

差を考えると確かに70代は危険な期間といえるかもしれない。

 

 


76歳女性「夫の遺した一言」に心がほっこり

2024年11月17日 | 老後の生き方

今年の7月に夫が76歳で逝った、今は二人で過ごした思い出

が心の支えだという76歳の女性の新聞の投稿記事が心に響く

ものがあった、夫が50代半ばで脳梗塞による高次脳機能障害

で仕事を断念、晩年は認知症で苦しんだ。

 

そんな夫に逐一注意する口うるさい存在となった妻、自立心が

強かった夫は病気で立場が変わって悔しかったかもしれない、

それでもプロ野球の巨人戦を何よりも楽しみして、一緒にTVで観

戦「勝ったよ」と声をかけると「そうだな」と返してくれる、

最低限の会話だが安心できる瞬間だった。

 

そしていいよ最期の日が近づいたある日、長い間恥ずかしくて

聞けなかったことを聞いていみた「奥さんが私でよかった?」

ずっと自信が持てなかった、すると「よかった」即答だった、

ひとり暮らしとなった今、その一言が救いとなり女性を支えて

るという、夫婦であれば、どちらが先に逝くかわからないが

なぜか心がほっこりするエピソードだった。


余命宣告ブログのその後

2024年11月16日 | ブログ

昨年の今頃、30代女性ブロガーの「闘病ブログ」が日本ブロ

グ村で話題になった、余命いくばくもない女性の夫が、なんと

か妻に1位をとらせたいのでランキングポイントを押して応援

して欲しいという夫の熱い思いのメッセージだった。

 

翌日からアクセス、ポイントともに連日の連呼もあり急伸、夫

だけでなく、母親、そして小学生の子供までブログに参戦、生

きてるうちに1位、危篤、お別れ会など刺激的な言葉もあり、

わずか1週間で圏外から総合ランキング2位、102万人の中

で2位、驚異的な上昇は信じがたい現象だった、いかにこの闘

病ブログを応援する人が多かったということである。

 

しかし上昇したもののその後、危篤、永眠、訃報、の乱発、亡

くなったと思ったのになぜか奇跡的に回復?そして本人の熱の

こもった長文のメッセージ、矛盾に気づいた読者も多く当然ラ

ンキングも1ヵ月で失速、疑問だらけのブログだった、30代

なのにシニアブログに参戦、シニアブログのアクセス数が多い

から?すべて計算ずくの創作ブログ?この余命宣告ブログは不

定期ながら1年間続いて現在は更新されてない。


親子の関係は変化するもの

2024年11月15日 | 老後の生き方

若い時は親に支配されているもので、これは子供の宿命である、

成人し経済的に自立しても親は威厳を持っている、そんな親も

やがて年老いていつのまにか立場が逆転するときがくる、どん

な強者も弱者になる。

 

両親が還暦を迎え、私が赴任した近場の温泉でお祝いした翌日

父がぽつりと言った言葉を今でも思いだす「離れて暮らしていて

も長男としての自覚を忘れないでいて欲しい」大正生まれの父

の言葉は重かった、何かあったら面倒見て欲しいという意味だ

った。

 

それから父が80歳のとき実家での出来事だった、なぜか自筆

のノートを取り出し、私が大学生の時仕送り含め、これだけの

お金がかかったという明細を出してきた、今までそんなこと億

尾にもださなかっただけに、もしかしたらボケたのでは?父の

言動の意図がわからず戸惑ったものだ、それから数年後父は認

知症になった、幻覚がひどいレビー小体型認知症と診断された、

親子の関係は変化するもの、どんな強者も弱者になると実感し

たものだ。

 


年金生活80代一人暮らし女性の悩み

2024年11月14日 | 年金生活

80代ひとり暮らしの女性、収入は国民年金と遺族年金で8万

円、支出は家賃1万円(都営団地)、生活費7万円、医療介護

費用3万円、月3万円の赤字、貯金は40万円。

 

自営で夫婦で工務店を営んでいた、老後の収入は夫婦で年金1

3万円あった、ぜいたくはできないが、なんとかやりくりして

生活できてたがその暮らしが一変したのは3年前の夫の死、夫

の年金収入がなくなり経済的に苦しくなった。

 

さらに女性はリウマチで足が不自由で要介護2で日常生活も不

自由な状態、ヘルパーが来て家事全般をやってもらってる、部

屋の窓から外を眺めるのが唯一の楽しみだという、貯金は近い

うちに底をつく、生活保護を受けたら収入は13万円前後にな

るし医療費は無料、解決の道はそれしかないのではないかと思

う。


思いどうりにいかないのが人生だと思う時

2024年11月13日 | 老後の生き方

誰でも仕事や人生において突然窮地に陥り、なぜこんなにも悪

いことばかり重なるのかと落ち込み悩むときがある、人生80

年、いや90年、平穏にすぎれば、それにこしたことはないけ

れど、そうはうまくいかないものだ。

 

私自身この年になってもまだ自分の知らない自分に出会い戸惑

うことがある、だから落ち込んだときは思いどうりにいかない

のが人生だと自分に言い聞かせてる。

 

そして今の自分を肯定すれば少しも苦しいことはないはず、い

つか変化というのが思いがけなく訪れることがあると思いたい

し、そのちょっとした変化に喜びを見つけて生きる人間であり

たいと思っている。

 

 


60代女性の悩みは「定年後の夫 酒飲んでごろごろ」

2024年11月12日 | シニア女性の悩み

60代主婦の悩みは定年退職した夫のこと、趣味がなくお酒を

飲むのが好きで退職後は毎日お酒を飲んでごろごろするばかり

で家の事は何もしない、私は身体を動かすことが好きで定期的

にジムやプールに通っており一緒に行こうと誘っても夫は拒否、

老後は夫婦二人で楽しくすごしたいのに何を言ってもお酒ばか

り飲んで動いてくれないという相談内容だった。

 

他人の行動を変えるのは難しいです、興味があるものは自分で

探さなければならない、家でお酒を飲んでごろごろしたい夫を

外で活動的に過ごさせようとしても無理でしょう、しかし妻は

夫の世話係ではないです、ジムに行くときはあなたは外食し、

夫は自分で食事を作って食べて食器を片付けるという状況をつ

くったらどうですかという回答内容だった。

 

この記事を読んで頭に浮かんだのは今から20年以上前のこと

だった、私の職場に若い頃上司だったAさんから電話がかかっ

てきたことがあった、午前中なのに明らかに酔っぱらってる、

呂律が回らないほど泥酔状態で何を言ってるかわからない、

酒好きで酒癖の悪い昔の上司の言動が走馬灯のように蘇った、

リストラで早期退職、糖尿病なのに毎日朝から飲んで過ごし

てたようだ、それから半年後この世を去った、まだ還暦前の

57歳と早すぎる死、この投稿記事の女性が心配なのは、な

によりも夫が酒が原因で身体を壊すことのような気がしてな

らない。