くるりぴょん、くるりこぴょん

忘れっぽいわたしのための記録。何年か先に、振り返ることのできる思い出を貯めるために。

百段階段 和の明かり展2019

2019-09-01 22:10:35 | 美術館・博物館

今日が最終日の目黒雅叙園百段階段、和の明かり展。昨日、仲良しのSちゃんを誘って行ってきた。

今年で3回か4回目。毎年マイケルが招待券をくれるので、今回もてっきり招待券だと思っていたら、優待券だった( ´゚д゚)Sちゃん、ごめーん!

老眼なので小さい字は見えないのです。そもそも確認なんてしなかったんだけどね。

1600円のところを1100円にしてくれて他の美術館よりは割引率はいいのだけれど、自分で払ってまで行ったかというと微妙。

すぐにマイケルへ文句ライン。
「招待券じゃないじゃん!」

「あれ?困ったね」だって。くそー!

急な坂降りてここまで来ちゃったんだから、払おう。

螺鈿細工の立派なエレベータで地下へ行くと、今年はねぷたがお出迎え。

これは宮崎県日南市、環境問題にもなっている放置竹林の竹を使っているそうだ。どこに竹が使われてるの?と思ったら、全部だった。全部、竹筒。こんなに穴を開けちゃったら、流し素麺はできないな。

お次は長崎ランタンフェスティバル。やっぱり赤が入ると華やか。


山形県山鹿市の和傘の出展。青く写っているけれど、本当は濃い紫色だった。


精密な手仕事で作られた団扇


このお部屋は「明かりのレジェンド」という名前で、去年、一昨年とこれまでに見た作品が並んでいた。

福岡市在住の入江千春さんの作品。素焼きの人形に灯りを合わせたオブジェ。なかなかユーモラス。昭和の匂い。





来年も行きたい、できれば招待券でf(^_^)


クリムト展

2019-06-29 18:58:27 | 美術館・博物館
ブラック信託で一緒だった友人、Kちゃんと上野で待ち合わせ。今日は東京都美術館でクリムト展。


わたしが先に着いて待つ予定が、京浜東北線鶯谷駅の人身事故で山手線も運転見合わせ。Kちゃんをお待たせしちゃった。

先日、友人からクリムト展は混んでいて入場を諦めたと聞いていたので覚悟して向かったけれど、50分待ち。まあ想定内。積もる話(ほぼほぼブラック信託時代の上司の悪口)もあり、あっという間。

その前に、なぜかテロ警戒中の手荷物検査。G20の影響だったのかなぁ。

 
今回の目玉は、原寸大レプリカの『ベートーベンフリーズ』だとか。第9が流れていて、最初はオーディオガイドの音漏れかと勘違いした(^_^;)
レプリカなのに目玉・・・本物はウィーンの分離派ビルの内壁だから行かないと見られない。

企画的には目玉ではなくても、やっぱり『ユディト』と『ヌーダベリタス(裸の真実)』が人気。



わたしは『アッター湖畔のカンマー城Ⅲ』が気に入った。


クリムトは生涯独身でモデルを次々と関係を持ち14人の子供がいたとか。
Kちゃんが、そんなに子供がいて相続問題は発生しなかったのかと心配していた。さすが、信託銀行勤務者は気がつくところが違う。


オーディオガイド、ナレーターは稲垣吾郎ちゃん。

帰りに豆カン。今日はソフトクリームもトッピングしたけど、ソフトクリームは余計だった。




「青・蒼・碧」展

2019-06-22 23:53:00 | 美術館・博物館
美容院の後は。ざーざー雨降りなんだから、当然空いているだろうと中目黒の美術館へ。

恵比寿に着いた時には雨が止んでいたので、地下鉄への乗り換えも面倒でぶらぶら歩くこと10分、暑くないし寒くもないし雨も止んでで、ご機嫌で到着。

水面のきらきら感がすごくて、絵なのに眩しい。


去年は確か、旅行を題材にして作品を集めていたような。サントリーニ島を描いた作品は去年も観た。

わたしの好きな林潤一画伯。


 
学芸員のレクチャーがあったようで、いつもよりも混んでいたけれど、小さくて静か、お気に入りの絵があるこの美術館はとても好きな場所。

ル・コルビュジエ展のおまけのおまけ

2019-05-18 12:03:11 | 美術館・博物館
無性に豆かんが食べたくなって駆け足で出口へ向かったけれど、常設展を通らないといけない。

どっちかというとこっちのおまけの方がゆっくり見たかったりして。

シャセリオーの新規収蔵作品が目についた。『アクタイオンに驚くディアナ』
シャセリオーと言ったら。わたしの中ではカバリュス嬢、あの別嬪さんは忘れられないなぁ。

他にドガの『舞台袖の三人の踊り子』も買ったらしい。いくらするんだろー?

撮影可の作品。
モネ 陽を浴びるポプラ並木★ 


モネ 睡蓮★


モネ セーヌ河の朝★


モネ 芍薬の花園★


モネ 舟遊び★

ルノアール ばら★






ル・コルビュジエ展

2019-05-17 18:53:54 | 美術館・博物館
久しぶりの上野。ル・コルビュジエ展。

ル・コルビュジエという人は、建築家で国立西洋美術館の基本設計をした人。っていうのは知っていたんだけれど、絵を描いていたとは知らなかった。


もともとは画家で建築、工業デザインも手掛けた人だそうだ。なかなかの男前。本名はシャルル=エドゥアール・ジャンヌレ。

国立西洋美術館の1階「19世紀ホール」は、屋上の明かり取り窓まで吹き抜けとなったホールで、ル・コルビュジエが名付けたとか。


この企画展のウリは彼の作品を彼が設計した美術館、しかもユネスコ世界遺産で観賞できるというところらしい。


『画家としての作品の特徴は、ピュリスム。近代生活を支える科学が法則に基づくのと同様に、芸術にも普遍的な規則がなくてはならないとして、比例と幾何学によって明快な構成を作りあげた。
機械文明の進歩に対応した「構築と総合」の理念を、芸術と生活のあらゆる分野に浸透させることを訴えた。(国立西洋美術館ホームページ)』

この美術館は部屋を壁だけで遮らないというか、光の明暗で部屋を区切るというか、なんともシンプルでモダンな美術館だとは思っていたけれど、道理で納得。




写真がOKなのはこういった模型だけで、この先2階からはル・コルビュジエの描いた絵がずらずらと並ぶ。ピュリスムなので、ジョルジュブラックとかピカソとか、もちろん彼らのものも何点かあったけれど、そういう系の絵が続いた。ちょっと苦手。

色調もアースカラーというか。黒とかグレーとかカーキ色、小豆色とかで。小豆色・・・無性に豆かんが食べたくなって途中から駆け足観賞になってしまった。


きれいに月が見えて、満月かと思ったらまだ早かった。