くるりぴょん、くるりこぴょん

忘れっぽいわたしのための記録。何年か先に、振り返ることのできる思い出を貯めるために。

デート券

2016-03-14 17:40:47 | 日記
今日はホワイトデー。先月の季節のご挨拶のお返しが続々と、エビが鯛になって戻ってくる。

ご挨拶ということでわたしたちも全方位外交で方々にばら撒くのだけれど、その先の一つで業務委託をしている警備会社の方々からのお返しが面白い。お菓子の他にもう一つわたしたちのうちの誰か一人にだけデート券が付いてくるのだ。

去年は新人警備員クンとのデート券をTさんが当てた。権利行使はしないうちに昨年末で有効期限切れ。

今年は誰が当てたんですか?と警備隊長から聞かれ、そんなの今年も付いてたんだ~誰?誰?

皆、口々にメッセージカードだけだよねぇ?なんて話していて、わたしもそうだったなぁ…なんて思いながらも念のため再度確認してみると。わたしだー!

お相手誰ですか?

うーん、字がちっちゃくて見えないけど、Iさんかな。

目のいい向かいの子にデート券を渡すと、あ、くるりさん、裏にプロフィールが書いてありますよ。

氏名、生年月日、身長、体重、血液型、特技は誰からも好かれること。…それは当たっている。Iさんはとっても人当たりがいい。

一言に、至福の時間を過ごしましょうとある。

至福の時!何、食べさせてもらおうかー?やっぱりエイジングビーフか、エンドレス回転寿司?なんて話していると。

隣から上司のKさんが一言。
色気ねぇなー、至福の時と言ったら至福の時だろ。それに回転寿司はエンドレスだ…

……

執務室内が静まりかえり。

それで、何食べよう?やっぱり、お肉だよねぇ!許されるならアマンホテルのアフターヌーンティでもいいよねぇ。

デート券は一枚しかないけれど、女子の胃袋を満たす戯言は延々と続いた。仕事もしないで