
あんまりしつこいのでミルキーがチケット情報を調べると。。。2日後土曜日のチケットがゲットできそう。「お父さん、チケット高いんだよー3人で3万円くらいするよーいいのー?お父さんのカードどこ?」。。。酔っぱらいは気前がいい。
こうして親子3人で夢の国へと旅立った。わたしとミルキー二人で行くことはあるけれど、マイケルがついてくることはまずない。3人で来たのはこれまでこの27年間で多分3回くらい。誘っても混雑が嫌だとか、並ぶのが嫌だとか、子供がうるさいとか。そんななことばかり言うからいつの頃からか声もかけなくなった。
今回マイケルが自分から言い出すなんて。何か病気が見つかったか、そのうち死ぬんじゃないかとか、いったいどうしたんだ?とミルキーとヒソヒソ話したが、わからず終い。
わたしは2年ぶり。やっぱり一度、夢の国に足を入れてしまったら。ミニーちゃんの耳をつけて浮かれて歩いてしまう。周りを見渡せばはしゃぐ大人に子供。老若男女みんな、日頃の鬱々を忘れて楽しんでいる。
ここに来られる人はみんな幸せだ。夢の国の外では、戦禍に巻き込まれた人が大勢いるというのに。虐待を受ける子供や貧しさやパワハラや虐めに悩む人々がたくさんいるというのに。母を亡くした従兄と妻を亡くした伯父は悲しみにくれているというのに。遊び倒そうとしている自分に心が痛んだ。楽しんじゃってごめん。でも、来たからには!来たからにはには!!なのだ。

シーは20周年だって。いやいや、あっちゅーまだな。