肉離れになる数日前にランチに付き合ってもらったKCは、わたしより5歳もお姉さんだけれど、マヌケでダメな後輩。
何回教えてもすぐに忘れるし、いつも笑ってごまかして、反省は一切しない。心の中ではシュンとしていると言ってはいたけれど。
そして、一度喋り出したら止まらず、延々と同じことを話し続けて、話題が他へ移っていってもブルドーザーのようにまた過ぎた話題でこう無理矢理押し寄せてくる。
だから、お昼休みに一緒になってしまった人は陰でKCと一緒だと疲れるから嫌だとみんな言っていたが、同じ係だったわたしはお昼に一緒になることはまずなく、そしてそもそも気が合ったので仲良くしていた。ダメだけど憎めなくて感じ。
でも、家庭の事情とやらでわたしがその職場を辞めることになり、ダメダメなKCを置いてきてしまって2年ちょっと。結局、たいして成長もしないまま仕事に嫌気がさして彼女も退職することになった。
というわけで、お夕飯を食べることになった。同じ係で集まれたのは5人、うち3人はすでに退職して新しい仕事に就ているから送別会というよりお疲れさま会。
久しぶりの仲間と楽しく飲み食い。あー、楽しい。今日集まれたのはKCのお陰。ありがとう!しばらくは、長崎と鳥取にいる両親を訪ねて親孝行。ゆっくりしてくるという。良い事だと思う。
KCに贈ったアレンジメント。濃いピンク色のケイトウを使って、大人っぽく仕上げてもらった。