志方俊之 #10「我が国の防衛力整備(後編)」戦闘・装備・編成・訓練の開発と改善と計画★陸上自衛隊・海上自衛隊・航空自衛隊
グローバルセキュリティ入門~自主防衛の覚悟~ 第10回 我が国の防衛力整備(後編) 監修・出演:志方俊之(軍事アナリスト・元陸上自衛官陸将)
前編はこちら:https://youtu.be/Q7EJn8kExzU
【#10のテーマ】
1)「防衛力整備」の基本的事項 ・基本的事項4つ >戦力の開発とは >装備のライフサイクルとは >防衛計画の体系とは >防衛計画の大綱とは ・ライフサイクルがある(装備が)時代遅れになることもある ・人間と同じように、「装備品にも生涯」がある ・「数」の話になると、防衛計画 ・「量」を示したものが「大綱」
2)戦力の開発とは ・開発は装備だけではない ・戦闘開発、装備開発、装備改善、編成開発、訓練開発 ・この5つが揃って初めてドクトリン(協議開発)ができる ・「装備・人・訓練・場所・戦い方」これらが揃って“戦力開発”となる
3)装備のライフサイクル ・予算が取れたから、直ぐに装備品が製造出来るというものではない ・特に防衛力は一度には変えられない
4)防衛計画の大綱 ・装備は必ず中長期で考える ・量を決めることは予算を決めること ・「中期防衛力整備計画(中期防)」これが一番大切
5)わが国の防衛計画体系 ・防衛計画の大綱は“政治”が決めること ・統合長期防衛見積の策定に「国の立ち位置」が重要となる
6)防衛計画の大綱(経緯) ・大綱の策定スパンが短くなるほど、今は難しい時代に突入している ・防衛計画をつくっているうちに目の前が変わってしまう
7)陸海空部隊における指揮の相違
・第一線の兵隊が判断するのが「陸上自衛隊」の戦い方
・ひとりのパイロットが戦うために約40人が支えている
・戦うのは熟練の将校
・軍艦の中に指揮官から兵隊まで乗っているのが海上自衛隊の戦い方
・陸海空では指揮のやり方が全く異なり兵器も違う
・「防衛力整備」には、多岐に渡る要素が含まれている
出演:監修 志方俊之(軍事アナリスト・元陸上自衛官陸将) 1936年3月30日生まれ 静岡県浜松市出身 防衛大学校本科(土木工学専攻)卒業(第2期)、京都大学大学院工学研究科博士課程修了(工学博士) 岩見沢駐屯地第102施設大隊長(1974年3月16日~1976年3月24日)、アメリカ陸軍戦略大学研究員、在米国大使館防衛駐在官、陸上幕僚監部人事部長、第2師団長、防衛大学校幹事、北部方面総監などの要職を歴任 石原慎太郎東京都知事の要請で東京都参与に就任(1999年〜2013年)。防災・治安問題のブレーンを務める。
製作・著作:林原チャンネル