日本から見たサピエンス全史#18◉田中英道◉鑑真は何故日本へ向かったのか?聖徳太子から運慶へ!仏教文化は日本で花開く!
ユダヤ人をはじめ西方の人々が古墳時代の日本にもたらした文化。飛鳥時代における聖徳太子の改革は、西方文明の力を巧みに取り入れ、日本へ同化させた結果である。
中でも仏教文化は一気に花開き、仏教が他力本願ではなく自力本願だった時代には、様々な寺院や仏像が作られた。日本のミケランジェロとも言われる仏師・運慶の作品などを紹介しつつ、天平文化全盛の日本を振り返ります。
★「日本から見たサピエンス全史」再生リスト:http://bit.ly/2RondKP
または:https://www.youtube.com/playlist?list...
★ 田中先生へのご質問・ご感想 info@hayashibara-ch.jp
<新刊のご案内>
ユダヤ人埴輪の話をまとめた本が出版!
『発見!ユダヤ人埴輪の謎を解く』 田中英道(勉誠出版 / 2019年10月11日 発売)
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/4585222529/
======================
<目次的な!>
・縄文・弥生時代 日本に集まってきた人々
・オリエント(Orient / Oriens)
東方にある世界のこと(古代ローマから見て)
ラテン語では「太陽の昇るところ」の意味
・太陽が昇る場所から生まれた日本文明
・日本発の芸術の力・精神性
・聖徳太子が取り入れた西洋的な文化
・秦氏・・・ユダヤ系(弓月国)渡来人 秦河勝らが活躍
蘇我氏・・・朝鮮系渡来人説あり 蘇我馬子らが活躍
・帰化人(渡来人)の1/3は秦氏だった 〜古墳・飛鳥時代〜
・漢氏(あやし)や勝氏(かつし)も帰化人の姓の一つ
・朝鮮系・中華系渡来人以外にユダヤ人も多く日本に帰化した
・世界の歴史や経済はユダヤ人抜きには考えられない
・ユダヤのことを知らないと世界の真実はわからない
・ヤコブ・シフ(1847年 - 1920年)
ドイツ生まれのユダヤ人 米国銀行家 クーンローブ商会頭取
日露戦争(1904年)とロシア革命(1917年)に出資し 帝政ロシアでポグロムに苦しむユダヤ人を解放した
・秦氏が果たした役割を忘れている日本人
・日本人の民度の高さ日本の自然と芸術
・日本人のDNAに流れる国際性と多様性
・ユダヤ人埴輪の話をまとめた本が出版!
『発見!ユダヤ人埴輪の謎を解く』
田中英道(勉誠出版 / 2019年10月11日 発売)
・古墳と埴輪 実は関東の方が多い
・<秦氏系列の姓>
羽田、波田、波多、畠、畑、秦野、波多野
服部、八田、羽鳥、林、太秦(うずまさ)など
・秦氏が日本にもたらしたもの
・秦氏は「日本同化ユダヤ人」
・世界三大文明の一つは日本である
・聖徳太子の改革は 西方文明の力を巧みに取り入れ同化した結果
・日本の文化・芸術は中国や韓国と明らかに違う
・鑑真(688年 - 763年)
唐の僧侶 奈良時代に日本帰化 日本における律宗の開祖
失明したにも関わらず 6度目の渡海を経て日本へ辿り着く
・鑑真は何故日本へ向かったのか?
・法相宗(ほっそうしゅう)
インド瑜伽行派(唯識派)の思想を継承する
唐の玄奘と基が開いた宗派(645年〜)日本では道昭が飛鳥寺で広めた(660年以降)
・仏教が日本で広がった時代 〜自力本願から他力本願へ〜
・法相宗が日本の仏教の元祖 〜唯識思想という哲学〜
・法相宗における唯識思想では
八種の「識」(八識説)を提示した
阿頼耶識(あらやしき)はその識のひとつ
・<奈良に創設された主な寺院>
・法隆寺(607年)・薬師寺(680年)・興福寺(669年)
・東大寺(730年頃)・新薬師寺(747年)
・日本で開花する仏教 〜神道という自然信仰と共に〜
・運慶(生年不詳〜1224年)
平安〜鎌倉時代の仏師 日本のミケランジェロ
興福寺の国宝『無著像』は西行、『世親像』は文覚がモデルになったのでは…と田中先生は見ている
・中宮寺『弥勒菩薩像』
〜ロダン「考える人」やメランコリー像のさきがけ〜
・天平時代(729年〜767年)
奈良時代最盛期の平城京 主に聖武天皇の時代
東大寺を筆頭に仏教・貴族文化が華開く
<参考>
『法隆寺とパルテノン―西洋美術史の眼で見た、新・古寺巡礼』
田中英道 (祥伝社 / 2002年)
・法隆寺・金堂壁画『釈迦浄土図』(1949年の火災で焼損した)
・法隆寺・五重塔『涅槃像土』(釈迦涅槃の場面)
釈迦の入滅(死)に際して悲しむ弟子たちの姿を描く
・興福寺(北円堂)運慶作『無著像』
〜西行をモデルにしたといわれる〜
・芸術とは個人の心情を描くだけでなく
公の存在が無いと美に昇華しない
・三月堂(東大寺法華堂)『月光菩薩』
〜この神々しさは天平彫刻の白眉〜
・自力本願の気持ちが日本の芸術を高いものとした
・技術力だけでなく精神性がある日本人の豊かな感性
・興福寺『須菩提像』(十大弟子の一人)
〜「空」の理解の第一人者〜
・興福寺『阿修羅像』(八部衆の一人)
〜三面六臂の少年の表情の凛々しさ〜
・宗教や民族を超える日本の仏像
芸術と文化の力
・大山誠一(1944年〜) 中部大学名誉教授
一連の著作等で「聖徳太子は実在しない」と主張する
・聖徳太子がつくった法隆寺と
日本の誇り高き文化
#聖徳太子 #鑑真 #運慶
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田中英道「日本から見たサピエンス全史」#18
収録日:2018年8月5日
55分
製作・著作:林原チャンネル
ユダヤ人をはじめ西方の人々が古墳時代の日本にもたらした文化。飛鳥時代における聖徳太子の改革は、西方文明の力を巧みに取り入れ、日本へ同化させた結果である。
中でも仏教文化は一気に花開き、仏教が他力本願ではなく自力本願だった時代には、様々な寺院や仏像が作られた。日本のミケランジェロとも言われる仏師・運慶の作品などを紹介しつつ、天平文化全盛の日本を振り返ります。
★「日本から見たサピエンス全史」再生リスト:http://bit.ly/2RondKP
または:https://www.youtube.com/playlist?list...
★ 田中先生へのご質問・ご感想 info@hayashibara-ch.jp
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ユダヤ人埴輪の話をまとめた本が出版!
『発見!ユダヤ人埴輪の謎を解く』 田中英道(勉誠出版 / 2019年10月11日 発売)
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/4585222529/
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<目次的な!>
・縄文・弥生時代 日本に集まってきた人々
・オリエント(Orient / Oriens)
東方にある世界のこと(古代ローマから見て)
ラテン語では「太陽の昇るところ」の意味
・太陽が昇る場所から生まれた日本文明
・日本発の芸術の力・精神性
・聖徳太子が取り入れた西洋的な文化
・秦氏・・・ユダヤ系(弓月国)渡来人 秦河勝らが活躍
蘇我氏・・・朝鮮系渡来人説あり 蘇我馬子らが活躍
・帰化人(渡来人)の1/3は秦氏だった 〜古墳・飛鳥時代〜
・漢氏(あやし)や勝氏(かつし)も帰化人の姓の一つ
・朝鮮系・中華系渡来人以外にユダヤ人も多く日本に帰化した
・世界の歴史や経済はユダヤ人抜きには考えられない
・ユダヤのことを知らないと世界の真実はわからない
・ヤコブ・シフ(1847年 - 1920年)
ドイツ生まれのユダヤ人 米国銀行家 クーンローブ商会頭取
日露戦争(1904年)とロシア革命(1917年)に出資し 帝政ロシアでポグロムに苦しむユダヤ人を解放した
・秦氏が果たした役割を忘れている日本人
・日本人の民度の高さ日本の自然と芸術
・日本人のDNAに流れる国際性と多様性
・ユダヤ人埴輪の話をまとめた本が出版!
『発見!ユダヤ人埴輪の謎を解く』
田中英道(勉誠出版 / 2019年10月11日 発売)
・古墳と埴輪 実は関東の方が多い
・<秦氏系列の姓>
羽田、波田、波多、畠、畑、秦野、波多野
服部、八田、羽鳥、林、太秦(うずまさ)など
・秦氏が日本にもたらしたもの
・秦氏は「日本同化ユダヤ人」
・世界三大文明の一つは日本である
・聖徳太子の改革は 西方文明の力を巧みに取り入れ同化した結果
・日本の文化・芸術は中国や韓国と明らかに違う
・鑑真(688年 - 763年)
唐の僧侶 奈良時代に日本帰化 日本における律宗の開祖
失明したにも関わらず 6度目の渡海を経て日本へ辿り着く
・鑑真は何故日本へ向かったのか?
・法相宗(ほっそうしゅう)
インド瑜伽行派(唯識派)の思想を継承する
唐の玄奘と基が開いた宗派(645年〜)日本では道昭が飛鳥寺で広めた(660年以降)
・仏教が日本で広がった時代 〜自力本願から他力本願へ〜
・法相宗が日本の仏教の元祖 〜唯識思想という哲学〜
・法相宗における唯識思想では
八種の「識」(八識説)を提示した
阿頼耶識(あらやしき)はその識のひとつ
・<奈良に創設された主な寺院>
・法隆寺(607年)・薬師寺(680年)・興福寺(669年)
・東大寺(730年頃)・新薬師寺(747年)
・日本で開花する仏教 〜神道という自然信仰と共に〜
・運慶(生年不詳〜1224年)
平安〜鎌倉時代の仏師 日本のミケランジェロ
興福寺の国宝『無著像』は西行、『世親像』は文覚がモデルになったのでは…と田中先生は見ている
・中宮寺『弥勒菩薩像』
〜ロダン「考える人」やメランコリー像のさきがけ〜
・天平時代(729年〜767年)
奈良時代最盛期の平城京 主に聖武天皇の時代
東大寺を筆頭に仏教・貴族文化が華開く
<参考>
『法隆寺とパルテノン―西洋美術史の眼で見た、新・古寺巡礼』
田中英道 (祥伝社 / 2002年)
・法隆寺・金堂壁画『釈迦浄土図』(1949年の火災で焼損した)
・法隆寺・五重塔『涅槃像土』(釈迦涅槃の場面)
釈迦の入滅(死)に際して悲しむ弟子たちの姿を描く
・興福寺(北円堂)運慶作『無著像』
〜西行をモデルにしたといわれる〜
・芸術とは個人の心情を描くだけでなく
公の存在が無いと美に昇華しない
・三月堂(東大寺法華堂)『月光菩薩』
〜この神々しさは天平彫刻の白眉〜
・自力本願の気持ちが日本の芸術を高いものとした
・技術力だけでなく精神性がある日本人の豊かな感性
・興福寺『須菩提像』(十大弟子の一人)
〜「空」の理解の第一人者〜
・興福寺『阿修羅像』(八部衆の一人)
〜三面六臂の少年の表情の凛々しさ〜
・宗教や民族を超える日本の仏像
芸術と文化の力
・大山誠一(1944年〜) 中部大学名誉教授
一連の著作等で「聖徳太子は実在しない」と主張する
・聖徳太子がつくった法隆寺と
日本の誇り高き文化
#聖徳太子 #鑑真 #運慶
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田中英道「日本から見たサピエンス全史」#18
収録日:2018年8月5日
55分
製作・著作:林原チャンネル