銀の人魚の海

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黄色い家 川上未映子

2025-02-17 | 本、雑誌

23年、中央公論新社。読売新聞連載小説の書籍化。

川上、48歳、08年に「乳と卵」で芥川賞受賞、綿矢りさとW受賞。

若い女性二人、出版界の戦略だろう。

川上本は読むの初めて。

大阪生まれ。小説舞台は都内と埼玉だが

西の感じはしっかりあった。2000年頃の物語。

600ページ。1年3か月連載は長くなるよ。

初め新聞事件記事から、少しミステリアス?

50ページ位は、読めるか、と、だんだんと退屈になる。

斜めよみ。

セリフが多い。水商売の女性たち、数人がワイワイと話す。

10代で飲酒。賭博、闇バイトなどヤクザも登場。

参考文献にそれ系の本があった。

ほとんど貧しい家の女性。文化住宅に住み

お金がギリギリ。何をして生きていくのか

何となく、スナック、キャバクラ勤務。

一緒に住んだり、急に出て行ったり。

ラスト著者がまとめられなくなった感じがしたが

こんな人生を書きたかった?

詩集も出している。ファンタジーとして読めばいいのか・・

これは現実なのか・・というラスト。

家族、血縁、生活、貧困、お金、犯罪など、つめつめ感があった。

「夏物語」は40か国で翻訳されている。

漢字が少なく、多分翻訳はしやすいだろう。

川上は同じ芥川賞をとった阿部~と同じく再婚同士結婚。

話題になった。息子がいる。

初めは歌手、モデルもしていた。

奇麗なので女優狙いだった?

他の短め小説を読んでみてもいいと思った。



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