台湾(中華民国)が新型コロナウィルス感染症の発生に、いち早く水際作戦を開始して、国内での感染拡大を最小限に止めたことをご存知だと思います。
この世界的な未曽有の危機に際して、各国の指導者がどう対応したかは、歴史書に残るものだと確信しています。
なかでも、台湾の指導者・蔡英文総統がデジタル担当大臣として就任を仰いだオードリー・タンさんは、自らシステムのプログラミングをする実務も行動力もある人で、世界の注目をあびています。
その経歴と手腕、台湾政府と国民の信頼関係について、日テレの「世界一受けたい授業・日本に迫る危機スペシャル」という番組で取り上げています。
番組中盤から紹介されていますので、ぜひご覧いただきたいと思います。
特番は、TVer.(ここをクリック!)で、無料配信は期間未定ですが、1週間程度かも。
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中華民国は、横浜とゆかりの深い・孫文(中山)が初代臨時大総統となって樹立した国で、日本と同じ議会制民主主義・資本主義体制の国家です。
アメリカと中華人民共和国(大陸)の頭越し外交に慌てた日本が、1972年日中共同声明により、1つの中国1つの政府ということで、中華民国(台湾)と国交断絶しました。
日本の外交能力の稚拙さゆえに国交断絶にならざるをえなかったのですが、経済優先で場当たり的な政策が得意の日本ですので、経済的な交流は、ちゃっかり続いています。
情報を都合よくコントロールする大陸政府と、民主化をより鮮明にしていく台湾政府。
あなたはどちらの政府に「未来を託したい」と思いますか?
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