久しぶりに本のレビューです。
『幸せの条件』昨年8月に出版された誉田哲也(ほんだ てつや)さんの長編小説でタイトルに魅せられて購入しました。
かなり前(2ヶ月ほど前)に読み始めていましたが、自分的には少しずつ読みたい本だったので完読まで時間が結構かかりました。スローリーディングってやつですね^^; 読み終えて・・・納得です!最初「幸せの条件」ってなんだろう?と言うところから気持ちが物語に傾くのですが、その答えは最後に解ります。「なるほど~~!」と・・・
仕事自体に興味もなく「給料もらえれば良いかなぁ」くらいで毎日出勤する主人公の梢恵は彼氏とも「いないよりいた方が良いかなぁ」くらいで付き合いだして流されるままに来ていた。しかし、ある時社長直々に突然の農村への出張命令! しかもその内容がバイオエタノール生産用の原料とする米の種付けの契約を取ってこい。取れるまで帰って来るな!との非情命令。長野の農家を歩き訪ね回る梢恵。「バイオエタノールとは何ぞや?」・「農業とは何ぞや?」もよく知らない梢恵に契約など取れるはずもない。。。そんな梢恵が最後に訪れた農業法人『あぐもぐ』の社長さんから「うちで働いて農業を学んでみろ」と誘われ言われるがままに手伝いを始めた。そして今までの自分ではない自分に気づき気付き始める・・・
私を含め農業の事を知らない方も解りやすく説明してくれるので大方は呑み込めるけど専門用語がたくさん出てくるので頭の中で映像が出て来ずに「いら~」と来るところもありました。途中途中で読む手を止め、ネットで検索して画像や動画を見ながら理解していけば更に面白いですよ~。主人公の人間的成長と登場人物の農家の人達の人となりが面白く読んでいて楽しかったです。途中で東北震災(原発事故)が起こるので物語にリアリティーが出ますが決して重苦しくなることなく進んで行きます。最後は辞令を出した社長の名言が飛び出し、すっきりさせてくれました。。。
多分、映画化されるんじゃないでしょうか^^;
『幸せの条件』昨年8月に出版された誉田哲也(ほんだ てつや)さんの長編小説でタイトルに魅せられて購入しました。
かなり前(2ヶ月ほど前)に読み始めていましたが、自分的には少しずつ読みたい本だったので完読まで時間が結構かかりました。スローリーディングってやつですね^^; 読み終えて・・・納得です!最初「幸せの条件」ってなんだろう?と言うところから気持ちが物語に傾くのですが、その答えは最後に解ります。「なるほど~~!」と・・・
仕事自体に興味もなく「給料もらえれば良いかなぁ」くらいで毎日出勤する主人公の梢恵は彼氏とも「いないよりいた方が良いかなぁ」くらいで付き合いだして流されるままに来ていた。しかし、ある時社長直々に突然の農村への出張命令! しかもその内容がバイオエタノール生産用の原料とする米の種付けの契約を取ってこい。取れるまで帰って来るな!との非情命令。長野の農家を歩き訪ね回る梢恵。「バイオエタノールとは何ぞや?」・「農業とは何ぞや?」もよく知らない梢恵に契約など取れるはずもない。。。そんな梢恵が最後に訪れた農業法人『あぐもぐ』の社長さんから「うちで働いて農業を学んでみろ」と誘われ言われるがままに手伝いを始めた。そして今までの自分ではない自分に気づき気付き始める・・・
私を含め農業の事を知らない方も解りやすく説明してくれるので大方は呑み込めるけど専門用語がたくさん出てくるので頭の中で映像が出て来ずに「いら~」と来るところもありました。途中途中で読む手を止め、ネットで検索して画像や動画を見ながら理解していけば更に面白いですよ~。主人公の人間的成長と登場人物の農家の人達の人となりが面白く読んでいて楽しかったです。途中で東北震災(原発事故)が起こるので物語にリアリティーが出ますが決して重苦しくなることなく進んで行きます。最後は辞令を出した社長の名言が飛び出し、すっきりさせてくれました。。。
多分、映画化されるんじゃないでしょうか^^;