勇者の大局観

ヘボ投資とつれづれなる日々・・・
(投資に関する投稿は私感に基くものです)

ありふれてても確実。

2015年03月20日 | 格言
将棋の格言に『俗手の好手』というのが有ります。「ぞくしゅのこうしゅ」と読みます。
ありふれた手でも時には素晴らしい一手になる場合があるという意味です。派手で意表を突く手は、相手にやられてみると「そんな手があったかぁ」と感心してしまいますが地味だけど確実な手も結構あるもんです。誰もが考えそうだから相手もきっと想定しているだろうと思い、王道で確実な一手を避けて変にひねってしまい自滅することは多々あります。

ビジネスでも応用は効きますね。画像リンクを貼って完璧に商品紹介のメールを作り得意先に案内するよりアポイントを取って商品を触ってもらい説明する方が説得力があります。また、手書きの手紙を添えて商品パンフレット(企画書)を郵送するのもアナログ的かも知れませんが効力を発揮したりします。

株式投資においても応用できます。企業のチャートを調べて「長い期間、地道に右肩上がりを描いている銘柄は買い」と言いますが正に地道な銘柄はゆっくりであっても確実に利益をもたらしてくれる確率が高い。

何にでも「そうなる理由」というものがあって、その本質的な部分を理解して手を打てば失敗しにくいのは事実。

そう、成るべくしてなる。

困った時は『俗手の好手』で切り抜けましょう!

あとは「運」でしょう 運を味方に付ければ百人力!でもそこが難しいんですよね~・・・

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