日本の力。

今日の日経一面です・・・
東芝がアメリカ原子力事業で発生する損失をで５０００億円規模との報道。買収したアメリカの原発会社が大幅赤字。結果、東芝は日本政策投資銀行に資本支援を要請したそうで、シャープがあんな事になり今は東芝が青息吐息。パナソニックやソニーも決して良くはありません。その他大手も合併や買収を繰り返し、生き延びるのがやっとと言った印象ですね～(汗

ソニー会長の出井伸之氏がテレビで「日本はＩＴ分野で大きく世界から遅れをとってしまった」と切々と言ってましたが、事実大手家電メーカーを筆頭に鉄鋼等の資材メーカーもしかり、昔から合併や買収はするものの特に躍進することはありませんでした。３０年程前に世界的にインターネット開花が訪れ、日本もパソコン関連で売上を上げつつ国内需要の高まりに沸き上がった時代は今となっては懐かしくすらあります。ハードの売り上げは一巡止まりますし、携帯やスマホ等のデバイスが登場しているとは言うものの「アイフォン」ほどの成功品を日本の企業では出せなかったのも事実。そんな中、アメリカではマイクロソフトやグーグルが着々とネット分野の土台を築き上げ今では到底追い着くことも不可能な状態です。

成長する分野と衰退する分野、長期的に見極めて国家戦略を立てられなかった日本の失態かもしれませんね・・・
ＡＩやドローンを使った新しい試みもアメリカは積極的に試みていますが日本は規制だの法整備だの石橋を叩くばかりでちっとも前に進もうとしません。「日本は底力が有るから」なんて言ってるだけじゃ、気が付いたらガラパゴスになっているのはオチかも知れませんね～(^^;