勇者の大局観

ヘボ投資とつれづれなる日々・・・
(投資に関する投稿は私感に基くものです)

将棋の読み。

2017年01月20日 | Weblog
『勇者の大局観』というブログタイトルからすれば、たまには大局観について語らないとね(^^;
昨年からプロ棋士のカンニングについて話題になりましたが、結局疑惑は白という結論となりました。ホッとしています。。。しかしながら将棋連盟の谷川会長と島常務理事が共に責任を取り辞任するというまでの汚点を残してしまった事実は消えません。AIの実力がプロ棋士を上回る事から起こった今回の騒動は色んな意味で問題提起を突き付けられたこととなりました・・・

さて、将棋のプロ棋士は対局の時にどれくらい先の手を読んでいるかご存知ですか?
実は数秒で数百手を読んでいます。驚きですね!私も将棋初心者の頃は信じられない思いでした。「そんなばかな!ちょっと盤面見ただけで数百手も読めるわけないなやん!」と・・・
でも今は理解出来ます。
ありとあらゆる進行形がプロの頭の中に記憶されており「この形はこういう経路を通って最後はこうなる」といった具合にパターンを記憶しているので、ひと目見て20~30手くらい先の盤面が頭の中に瞬時に出てくるわけ。これが途中で枝分かれするので20手の読みが10通りあれば200手読んだ事になる 
なんとも恐ろしい話です。
もちろん長考に入れば何時間も盤を見つめ読みにふけるので相当深く先の先まで読んでいます。

こうして導き出された手は、俗に「読みの入った手」と呼ばれ対戦相手にも重く受け止められます。これらの応酬を繰り返すことで最後には決着がついて勝負あったとなります。
まぁ、奥は深いです。将棋って・・・(^^;
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