勇者の大局観

ヘボ投資とつれづれなる日々・・・
(投資に関する投稿は私感に基くものです)

身分をわきまえて。

2013年06月22日 | イソップ
教訓めいたものが織り込まれているイソップ寓話ですが、私なりの言葉で書き出してみました。

ワシは高い所から狙いを定め急降下!子羊を見事にさらってゆく。
それを見ていた黒丸烏(コクマルガラス)はうらやましい・・・

黒丸ガラス:「ん~。ワシのやつ、あっさりと羊をゲットしやがった なるほど~俺にも出来るかも」

そして黒丸烏はワシのまねをして急降下!ところが子羊を標的にしないといけないのに、あろうことかフサフサの毛並を持つ立派な牡羊に舞い降た。

黒丸ガラス:「わっ!重て~~~!あらら~~!爪が羊の毛に絡まって抜けんぞ!

羽をバタバタとバタつかせるが牡羊の体は重たく、カラスの力では持ち上げる事が出来ません。そして作戦中止を試みるも牡羊の毛に絡まったカラスの爪は抜けず、牡羊の背中で立ち往生。それに気付いた羊飼いは一目散にカラスのもとへ

黒丸ガラス:「やべ~~!気付かれた

そして黒丸烏は捕まり、風きり羽を切られて羊飼いの家へ連れて行かれてしまった。羊飼いが家へ帰ると子供から「その鳥、なんていう鳥?」と聞かれ、こう答えた「こいつかぁ?黒丸烏(コクマルガラス)だよ。でもこいつはワシのつもりだ。ははは

自分の力量をわきまえずに事をすれば、たいてい失敗する


【参考:「イソップ寓話集:岩波新書】


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