勇者の大局観

ヘボ投資とつれづれなる日々・・・
(投資に関する投稿は私感に基くものです)

大局観を考える。

2014年11月29日 | Weblog
時々書き込む『大局観』について・・・。今日も少し書いてみたいと思います。何しろ『大局観』はこのブログのタイトルでもありますので重要な単語です。
たまには書かないといけませんね(^^;)
さて、将棋用語でもある『大局観』ですが、たとえば二人の対局者がこんな大局観を感じていたとしましょう。

Aの大局観:
今の局面で私は少し損をしています。しかし、あなたより守りが堅いので最後に勝のは私の方です。

Bの大局観:
今の段階で私は得をしています。この得を生かし切れば守りがあなたより弱いとは言え攻めきれると確信しています。

このように二人の大局観は真っ二つに分かれています。そして戦いは進み、お互いがお互いの大局観通りに進むよう誘導するわけですが最後には勝敗が決まります。

さて、この二人の大局観ですが最初の意見が分かれた段階ですでに勝敗は、おおかた決まっています。しかし、この段階で結果は誰にも判りません。このような大局観は今の政治にも同じようなことが言えるのではないでしょうか・・・。株価を上げれば大企業が喜び、そして国民が喜ぶという大局観で政策を進める安倍総理の判断は果たして正しいのか正しくないのか。今は判らなくとも多分結果は出ていることでしょう。

そして・・・時が過ぎ・・・
「あの時の大局観はやはり正しかった」と皆が思うのか、「あの時に最初の段階で誤りを修正すべきだった」と思うのか・・・

どちらでしょうか。

取りあえず、もうすぐ選挙です(^^;)



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