勇者の大局観

ヘボ投資とつれづれなる日々・・・
(投資に関する投稿は私感に基くものです)

映画『ミスト』

2011年10月30日 | 映画
今日は午後に少し時間が空いたのでCSのチャンネルをポロポロ変えてみてみると映画『ミスト』をやってたので暫し観賞。結局結末が知りたくなって全部見てしまったのだが、さてこの結末どうよ・・・

<あらすじ>
ある夜、嵐が町を襲い湖のほとりに住むデヴィッド、妻ステファニー、5歳の息子ビリーは地下室に避難する。翌日は晴れるが、湖の向こうに霧の壁が発生。デヴィッドは息子と、隣人の弁護士ノートンと共にスーパーマーケットに買出しに行く。するとすると鼻血を出した男がマーケットに駆け込んできて、「霧の中に何かいる!」と叫んだ。マーケットが霧に包まれると突然大きな衝撃音が響き、壁や天井にひび割れが起きる。スーパーマーケットから出ることが出来なくなった人々は得体の知れない生物の襲撃を受け、パニック状態に。恐怖で常気を失った人達から逃げるようにしてデヴィッドはスーパーマーケットから怪物のいる霧の中へと行く決意をする。ガソリンの続く限り車で走った5人(デビット・息子・他3人)はついに霧から脱出できずにガス欠になり死を覚悟。そして・・・

ここからはネタバレ
その時デビットが持っていたピストルには玉が4発。デヴィットは4人を撃ち殺し、自分は怪物の餌食になるべく車の外に出て叫ぶ。しかしそこに現れたのは怪物ではなく戦車を伴った軍隊だった。次々と怪物を退治しつつ街の中心部に進む軍隊。すっかり霧の晴れた中でデヴィッドは深い後悔の中絶叫するのだった…。

結局、自分たちで事態を切り開こうとしたデヴィットの判断は裏目に出てしまいスーパーマーケットに残っていたら助かっていたものを・・・。てことになってしまうのだが、それより一番まずかったのはガス欠になったところで諦めて自ら死を選んでしまった事だ。
「とにかくあきらめるな!」
この映画のメッセージはこの言葉に集約されるのだが、見終わったあと将棋の大山名人の名言を思い出した。その言葉は「助からないと思っても助かっている」だ。この言葉、将棋の知らない人にはちょっと意味不明かもしれないが、故“大山名人”は受けの達人でして、対戦相手が「どうだぁ、これで降参だろう。ふふふ」と思うような局面でも簡単には腰を割らず、一呼吸おいてもう一度考え、更に考えそして誰もが思いつかないような絶妙の助かる手を繰り出す名人でした。
「もうだめだぁ」と思った時こそ行き詰った思考から離れて深呼吸でもして「他に可能性はないものか?」と自問自答し、諦めずに考え直してみると答えが見つかるものなのです・・・。

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