今日は亡き父親の21回目の祥月命日です。
父親の急逝は我が家にとっては晴天の霹靂でした。
あの日のことは今でもよく覚えています。
近しい人が亡くなって本当に悲しい時はテレビみたいに泣けないと言うのはよく聞いていました。
僕は父親の死に目には会えませんでした。
仕事に行っていたからです。
たがら実際自分の父親の亡骸と対面した時、ショックすぎて涙は一滴も出ませんでした。
その時思ったのは息子としてちゃんと親父を送ってやらなくては・・・でした。
病院から父親の会社の人や親戚に電話をしまくり、僕の勤め先の上司に電話をしたりとバタバタしてました。
それから後はいつもと違う特別な時間が流れ始めアンストッパブルに色んな事動き出しアレヨアレヨと通り過ぎて行きました。
我が家は父親が次男だったので我が家には仏壇もお墓もありませんでした。
葬儀が終わってから役所への手続きなどを終えて1週間程で仏壇を買いに行き、お墓も色んな場所を見に行って1ヶ月位で決めました。
👆イメージ写真です!
この時人が1人居なくなると言う事がどんなに大変な事かを思い知らされました。
何せ全てが初体験のことばかりでしたから。
僕が父親の他界した事で泣いたのは父が亡くなってから1ヶ月以上経ってからだったと思います。突然涙が溢れ始め布団の中で泣きました。
恐らく当面の事は一段落がついてホッとしたからだと思います。
この21年の間には父親の兄弟姉妹が皆んな他界して
彼方の住人になりました。
父親の兄弟姉妹の中ではうちの父親が1番長生きするだろうと皆んなが思っていたんですが、皮肉な事に一番早く逝ってしまったんですよね。
この20年間色んな事がありましたけど何とか家族が無事に生きてこられた事を改めて感謝したいと思います。
お墓参りは昨日の内に済ませました。
この20年間の僕の生き様を天国から見ていて親父は何と思っているでしょうね?
お前も意外と頑張ったやんか!
って言ってくれるでしょうか?
そんな事を親父の遺影に問いかけてお線香と御膳をお供えしてお経を上げるつもりをしています。
今日も一日よろしくお願いします🙇♂️