書き忘れていたが、、、
通常、噂に聞いてた腎臓移植の呼び出しは、ひとつの腎臓に2~3人が招集され、その場で検査を行ってその中で一番健康状態やら適合性を吟味した上で1人選ばれるシステムになってるらしぃかった。
ところが、それらしき、競争相手は見当たらない。。。
オットの場合、電話の時点でオットひとりだけに絞られた選択だったらしい。
幸せなことだった。
選抜招集者がお互いに顔を合わせるシステムなのかどうなのかはわからないが、例え顔を合わせなかったとしても、競争相手がいたとわかってれば、最終選抜に落とされた方も、残って誰か他の人はお家に帰ったと知る方も、きっと胸に痛みが残るだろうから。。。
それに、オットはネっからの運が悪い人。
そんな境遇だったら、絶対順番は廻ってこなかっただろう・・・と思う。
さて、さて、9時にオットを手術室に送り出してからも、イタリアのおばちゃんは大忙しだった。
まずは、病院の敷地内に銀行があるのがわかっていたので、まずは銀行に小切手作成に。。。
金額がでか過ぎる・・・と、言われ、担当者に電話して直接そこの支店長と話を通してもらって、ギャランティーメールを送ってもらいなんとか小切手作成
病院の建物に戻り、待合室になってるところをみつけ、そこであっちやこっちに色々電話
かけたり
かかってきたり
しかも、普段ですらよくなるオットの携帯まで持ってるから・・・もうたいへん
のチケットは、変更も払い戻しも一切不可能と信じてたが、一応モノは試しに・・・と問い合わせてみたら、100ユーロの罰金と変更後のタリフとの差額で変更はOKとのこと。。。
やったーッ
でも、今日中に変更しないといけない。。。
何日ずらせばいいのか、、、いつになったらオットを置き去りにしても大丈夫なのか、、、まったく見当もつかない
親の用事もなるべくなら早くやっつけたいし
飛行機会社の営業時間は5時まで
オットの手術どんなに早く終わっても1時より前には終わらないだろう
4時からお家の契約だから3時頃には病院出発しないと間に合わない
それまでに、医師と会ってそんなことが訊けるだろうか
いや~~~ぁ
どう考えても無理
なので、勝手に何の根拠もなく9月11日出発に変更した
そうこうしてるうちに、オットの友達ジョルジョが仕事帰りに駆けつけてくれ、しばらく一緒に手術室の前で待ってたら、執刀医ではないけど、女医が出て来て、『手術は成功しました。早速尿も出てますし、まずは良好です。今、集中治療室にてケアしてますから、もう少ししたらちょっとだけ面会できるはずです。』と言ってくれた。
あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁよかった
でも、予想通り、3時15分までには入室許可が下りなかったので、ジョルジョに面会してもらうようにお願いして、イタリアのおばちゃんは家の契約にタクシーで向かった