イタリアのおばちゃんとオット´s 日記

イタリアのおばちゃんが語る、ローマでの平々凡々な人生&オットの腎移植体験記と透析生活回想録

17

2012-07-14 09:09:12 | 思ったこと
は、イタリアでは良くない数字とされている。。。
確かに、イタリアのおばちゃんが地下鉄の事故に遭ったのも17日だった。
でも、イタリアのおばちゃんはそれでも死ななかったし・・・、だから、自分ではウンのよい数字と勝手に解釈してる

昨日、
買い物にでかけて、、、
まずは、(こないだ、オットのデカパン探しに行ったのに、オットの欲しいとするものがみつからず、返品した金券があったんで・・・早い目に使っておこと思い)UPIMでバーゲン物漁りをして、、、レジでお勘定

17のゾロメだ
そして、魚屋さんで、、、残っていたメルルッツォの卸しをさらえ、、、渡された勘定書

あれ一瞬、さっきのUPIMのレシートをまだ手に持ってたんか・・・と眼を疑った

こんな時、イタリア人は、『数字を当てるくじを買わなきゃ・・・』っという。
買ってみようかな

先日、

2012-04-26 20:33:43 | 思ったこと

オットの左手のリハビリ治療に付き添ってサントスピリト病院のリハビリ科の待合室でいつもの編み物をしながら待っていた時のこと。
前置きすると・・・、この時間つぶし作品は、もう4年以上も前から始めた超大河モノで、病院やら旅のおともに思い出したらちみちみやってる。
で、これやってると、必ずひとりは『わぁいいの編んでるねぇ』とか、『見せて見せてぇ』とか、観客ができる。
一度、前のリハビリクリニックで編みトモができ、その人は、ひとつのモチーフを観察してノートまでとってた。

その日も、二人くらい『わぁ何ができるのぉ』ってあった後、60歳後半くらいの修道女がやってきた。
いきなり、横に座り、モノを手に取り、、、
『モチーフをひとつ見本に欲しい』(VorreiじゃなくVoglio
『今度孫が生まれるんだわぁ』
『今からリハビリしてくるから、その間に1個作っといて』
と言った。



一瞬、わけがわからなかったが、、、
その修道女が立ち去った後、続けながら考えてると・・・


だって、
このモチーフ、ひとつ完成するのに15分はかかる。
編み始めは4年以上も前だから、最後の最後に糸がほんのちょっと足りないから・・・となっても、同じロットの糸はもうない。
例え、存在したとしても、、、なんでミモ知らぬ修道女のために、レース糸1玉を買い足さなきゃいけないのよ。
編みながらつなげる式だから、作り置きしておけない。

と、考えがまとまり、その修道女の傲慢なその要請は却下、無視することにした。
で、通常どうり最後の段は編みつなげる作業してたら・・・
幸い、その修道女が出て来る前に、オットが出て来て退散することになった。

ところが、部屋を出て、廊下を歩いていると、後ろから呼び止める声がする。
その修道女。どこのリハビリをしに来てるんだか知らないが、ツカツカツカッと追いかけてきて、
『できた
『みせて
『あれ、つなげてるんだ・・・
『そこ、ほどいて、ちょうだい
『完成じゃなくっても、あとはわかるから・・・
と。

勇気を出して、
『申し訳ありませんが、できません』と言った。


昔からさぁ、こういう種類の人達ってあんまり好きじゃなかったんだけど、今回、益々キリスト教に携わる職業というだけで、偏見の眼をもちそう。。。
この病院もそのひとつだけど、ローマにはバチカンの息がかかった病院がいっぱいあって、もちろん、そこではそういう人達が幅をきかせ、我が物顔で一般人とは比べ物にならない恩恵を受けている。
本来、そういう教えに従う人々ってのは、『自分のものをすべて他人に与え』こそすれ、『自分の欲はもってはいけない』ものだと思っていたが、ここローマに住んでると、『神に仕える身だから、優遇されて当たり前』『一般人からちやほやされるもの』と考えてる人達がウジャウジャいて、そういう見解が見事に覆させられる。

その昔・・・来たくて、来たくて、しょうがないローマだったはずなのになぁ

日本滞在中

2011-12-05 11:11:16 | 思ったこと
のビデオ作成に没頭していた・・・。
のが、やっとできた

んで、投稿しよう、、、と思ったら、『動画アップ機能は2011年11月29日を以って終了しました。』だってぇぇぇ
このブログ、もともとは、日本にいる老父母にこっちの様子を知らせるのに始めたもの。。。
娘であるイタリアのおばちゃんのこともさることながら、オットのことや、ムスコの様子を画面で見れるのはとってもいい案だったはずなんだが、、、
バァさんは、段々眼が見えなくなり続けているところに、ジィさんまで昼間の車の運転すらできないくらい、いきなり眼が見えなくなってしまったため、ブログなんてとんでもない、状態になってしまっていた。。。
パソコン自体を孫に譲ることにしてしまったからには、もともとのこのブログの目的を果たさなくなってしまった成り行きに、やめよっかな・・・っとも考えていたできごとなだけに、“やめちゃえ”っていう天の声なのか
少し前から、イタリアではパソコン持ってるほとんどの人がやってるFacebookを始め、この際だから、そっちオンリーにしよっかな・・・
でも、ファンでいてくれる菊ちゃんや、Facebookはやらないと断言するフランソワや、そんな暇はないと言われそうな、オットの腎臓移植がかなってそのアカツキには一緒に夜の栄を飲み歩くのを心待ちにして下さっている桜井《元》課長は、こっちのブログだけが私達の情報源みたいだしなぁぁぁ


日本人主催メルカティーノ

2011-02-28 09:55:13 | 思ったこと
に行って来た
2月の最終日曜日・・・っぽい空模様の怪しげな朝だったから、前の晩まわした洗濯物は、屋根の下に干し
母の75歳の誕生日だったから、出かけ直前に“おめでとう”だけの国際電話をかけ
大きなお買い物ズタバッグまで持って出かけた
いっぱい買った
仕事のできるホテルウーマみさンのおかげで事前予約することができた、お米2kgととんこつ手作りラーメン3食とメロンパン&マーブルパンセットをはじめ、文庫本10冊でしょ、Tシャツオットが2枚にムスコが1枚でしょ、絵柄がシンプソンとかローリングストーンズのマグカップをそれぞれ用に3個でしょ、子供用甚平を見つけ小ささがかわいくってイザベッラの赤ちゃん用に(多分2年くらい待たないといけないかもしれないけど・・・)とラウラの赤ちゃん用にと2着でしょ、なんだかよく考えると高いような気もしたけど・・・安全ピンにマーブルな加工のしてあるおしゃれピンでしょ、それから結局これはただで頂いて来ちゃったんだけど・・・オットが映画のチラシをあさって多分20枚くらいは選んだような、、、
その他、その場でお腹に納まったものが焼き鳥に焼きそば、それとこれもおまけで頂いたどら焼き
退散する時は、が降りだしちゃったけどとっても幸せ日本な朝のひとときだった

3時から、オットはサッカーの試合のいつものテレビ観戦 お友達のジャンニが一緒に観戦しに来ていた
イタリアのおばちゃんは、その間いつものお風呂タイムにしようか。。。と、思ったが、朝、母に電話した際“お昼過ぎには戻る”と言ったら、12時から3回もスカイプに電話してきたから、忍者大工ハットリ君のお世話になってパソコンのメンテナンスをしてもらったことだし、“戻ったよぉぉぉ”とメールしてスカイプで快調に30分くらいしゃべった
続きに、お世話になった忍者大工ハットリ君にもお礼がてらスカイプかけたら、こちらはなぜだか・・・画面が出ず、スカイプ電話なのに声だけでしばらくおしゃべりして、解決策を色々検討してみたけど、イタリアのおばちゃんの手に負えるものではなかった

サッカーの試合の結果は、、、またまた惨敗だったようで、ジャンニはすっかり肩を落として帰っていった

1時間後、スタジアムに観戦しに行っていたムスコが週末ステイでやって来た

冷蔵庫は空っぽ状態のため、フラミニオの『IL BUCHETTO』のピザを食べに行くことになった
途中からザーザー雨が降りだし、ピカピカゴロゴロまで鳴ってものすごいことになった
でも、お店から徒歩30秒のところに駐車できたし、傘も1本はあったんで、無事、到着

帰り・・・
まだ雨が降り続いていた
さっきほどじゃぁなかったが、、、
すかさず、ムスコが我が家の傘じゃない他人の傘をさして店を出て行った
オットを呆然とみつめるイタリアのおばちゃん
オットは、“もう、やっちゃったんだから”
呆然は唖然になった
車のところで待っているムスコに“返して来なさい”
親子揃って・・・“いいじゃん” “みんな、誰でもすることだし” “どうせオンボロ傘だし”
呆然や唖然どころじゃなくなった “じゃぁ、私は歩いて帰るから、、、”
やっと、オットが“戻れ、今、返しに行ったから”
車の中でも、まだ、なんだか、たかがオンボロ傘で大騒ぎをしているイタリアのおばちゃんの方が異常者扱いな雰囲気だった
しかも、問いただしていくと、ムスコは自分だけの意思で行動したんではなく、親父から指令を受けての行動だったらしい
それじゃあ、あんたら、ジプシー民族同然じゃない
そんなことだから、ベルルスコーニが首相になるべくしてなったんじゃない
だから、イタリアは泥棒の国!なんていわれるのよ
親が子に基本的な教育もできずに、何が、日本に行きたい・・・よ 何が、イタリアはもう嫌・・・よ
せっかく、幸せ日本な1日になりそうだったのに・・・
それとも、日本気分だったがゆえに、許せなかった

イタリア行きたいけど透析が・・・

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