イタリアのおばちゃんとオット´s 日記

イタリアのおばちゃんが語る、ローマでの平々凡々な人生&オットの腎移植体験記と透析生活回想録

暑中

2012-07-29 15:47:20 | 行事
お見舞い申し上げます。

皆さま、如何お過ごしですか?
こちらは、奇跡が起きた6月25日を境目に・・・オットに届いた新しい腎臓君と仲良く・永くお付き合いできるよう、毎日お祈りしながら、感謝しながら、今までになく規則正しい食生活をしながら、暑い熱い夏を暮らしています。

術後の経過は極めて良好・・・に、来ましたが、今になって、少し体調を崩しつつ・・・っていうか、この2~3日熱が出て、ちょっとオットは例によって『心配性』病気味です。
実は、2週間前にも一度熱が・・・(といっても、たったの37.3度)でかかり、慌てて医者に電話したら『熱は、38度から熱がでた・・・といいます。』となだめられ、氷嚢で冷やしたら結局38度にたどり着く前にひいてったので、安心していたところ、(原因は、前日靴を買いに行ってお店のエアコンに一瞬当たったからだと思われ。。。)今回は、あれよ、あれよ、と言う間に38度も越しちゃったんで、またまた慌てて医者に電話して、こないだ買ってあった熱さましを呑み、1日の内で1番暑い1時半にエコを撮りに来るように・・・って呼び出され、アッシー君してきました。(オットの身体にも今回12cmのステントがはいっていて、それが外せるようになるまでは、運転もしちゃいけない・・・って言われてるんです。)結果は、多分、手術の傷跡近くに今尚すごい広い面積に内出血があって、多分それが原因で熱がでるんじゃないか???と。だから、手術室のアポが取れ次第、注射器で汚れた血液を抜き取りましょう・・・と。いうことになりました。

退院してから、毎週月曜日は定期検査日になっており、7時半と10時の2回血液検査をし、その後医者との問診があります。
・・・っというわけで、明日も朝からアッシー君業務が待ってます。
で、明日は私もついでに血液検査をしてもらう計画です。
というのも、去年、気管支のステント交換手術をブレーシャでしてもらった際、『来年は、一度、ステントを外してみるトライをしてみたらどうか・・・』と言われていたんで、先日その打診をしたら、8月26日に入院・翌日手術のアポがとれ、ついては、前検査として血液検査をやって結果を持ってくるように指示されてたんです。
血液検査の注射針なんて、透析の注射針に比べたら赤ちゃん針みたいなもんなのに、それでも、明日針刺されると思うと・・・。・゜・(ノε`)・゜・。それなのに、月水金、月水金、明けても暮れてもあのブットい注射針を刺されに行ってたオットはさぞかしイヤだったろうな~ぁと今更ながら思うわけです。
そういうことを思う時は、かわいそうだったな・・・と、だから、やさしくしてやらないとな・・・と、思うわけなんですが、そういう仏心はあんまり長続きしないんです。
アッシー君してあげるたんびに、車の中では毎回ケンカ。
だって、こっちは苦手でもできることを精一杯やってあげてるのに、やれ《運転が下手だ》、やれ《あの道を行け》、やれ《そんなのろのろだと事故になる》とか、けなすことしかしないんです。
40年近くローマで毎日運転してきた人間と、もともと基本的に運転が好きじゃない私とを同じレベルで考えないで!
アンタだって、何回教えても、コンピューターでフォトのダウンロード全然覚えないし、苦手な整理整頓なんか一生経っても私と同じレベルになんかならないでしょ!!!
って、思うんです。
それに、透析しに行っていたオットには申し訳ないけど、その月水金の午前中は私の自由時間ででもあったわけで、やっぱ、昔CMでやってた『亭主、元気で外がいい』というのは、うまく言い当ててるな・・・ってつくづく感心する今日この頃です。
せめて、オットは家の中でも、私がいる時はマスク着用を義務付けられているので、この度ムスコには、『しばらくお泊りローマ上京禁止令』を出し、来る時は日帰りしてもらって、私はムスコの部屋に居候しているので、お互いに夜息抜きしています≧(´▽`)≦

前述の通り、8月26日にはブレーシャに旅立ちます。。。
去年は、手術前にスイスへバカンスをしに行って、ミラノでオット&ムスコと別れ、ひとりで(最終的にはミラノのルイーザが車でブレーシャの病院まで送ってくれたけど)手術受けに行ったんだっけ・・・。
今年は、それすらもなく、ローマから列車でブレーシャに直行です。列車の切符もすでにスーパーディスカウントで購入しちゃいました。
(本来78ユーロするチケットがオンラインで変更・キャンセル不可能ってのを買うと28ユーロだったんです。)
変更・キャンセル不可能、、、といえば、本当は6月26日、またまた親の様子をみがてら、ひとり日本帰国する予定でした。
プラス、実は6月25日、家賃で副収入をゲットする用に一人住まい用の小さなワンルームマンションを購入し、その本契約日となってました。
それで、6月22日~24日、6年目の結婚記念日のお祝いバカンスとしてイスキア島に行ってたんです。
だから、イスキアから戻ってサッカーのイタリアvsイギリス戦を観戦しにお友達のお家に行ってたオットの携帯に『腎臓移植手術予報』が届いた際には、オットのびっくりもさることながら、私も、もう、色んなことがぐっちゃぐちゃに頭の中を駆け巡りました。
綿密に予定を立てた・・・(つもり)はずの出発だったので、その飛行機も変更・キャンセル不可能だと思い込んでましたが、一応、訊くだけ訊いてみよう・・・と、オットの手術の真っ最中に飛行機会社に問い合わせしたら、100ユーロの変更手数料と変更後のタリフの差額で変更可能・・・というじゃないですか、何を根拠にしたか、、、今となっては何をどうやってあの時思考したか思い出しもできませんが、9月11日(なんで、よりによってそんな日付!って責めないで下さい)出発に変更してもらいました。
ので、ブレーシャの手術が終わって、オットの誕生日が終わったら日本です。その頃にはちょっと凌ぎやすくなってるといいなぁ。

そんなこんなで、・・・オットに届いた新しい腎臓君と仲良く・永くお付き合いできるよう、毎日お祈りしながら、感謝しながら、今までになく規則正しい食生活をしながら、
+ケンカしながら、
暑い熱い夏を暮らしています。
皆さまも、どうぞ、おからだを充分に労わって、熱い暑苦しい日本の夏を、うまく・おいしくお過ごし下さいませ。

バトン

2012-07-29 10:24:04 | オットの透析のこと
タッチでもするかのように・・・オットの義兄が透析することになった
もともと、心臓を昔から患っていて、バイパス手術もすでに2回受けていて、最近では身体に水が溜っては抜き・溜っては抜き・・と頻繫に入退院を繰り返していて、つい1週間ほど前なんか酸素ボンベをされ『もうほとんどダメ』とまで言われ、息子なんか葬式の準備や墓の手配まで始めていた
のが、『もうほとんど奇跡』のように復活し、緊急で透析をはじめることになった
ら、みるみる回復の兆しをみせている

オットも、2年半前、『透析をしなきゃいけない・・・』ってなった時、人生が暗黒の世界になったものだけど、いざ、透析をしてもらうと、それは、一種覚醒剤にも似たような効果があるようで、それなしでは生きられなくなるのを味わって、(確かに透析で腎臓の役割をしてもらってるわけだから、それなしでは生きていけないのが現実でもあるんだけど)知ってるから、義兄の気持ちは『よ~くわかる』と毎日電話で相談にのったり、励ましたりしている。。。
今日この頃

ちょっと

2012-07-14 23:27:29 | オットの透析のこと
お下品なオットの透析時代の悩みを思い出した・・・。
それは、おなら
もともと、我が家は野菜をいっぱい食べる家系だった為、透析になる前もけっこうな家庭だったんだが。。。
透析が始まって、リン吸着剤を食事の最中に飲むようになって、段々段々オットのはすごいことになって来ていた。
食事が済むと、、、途端にすごい音の、長~いやつをしかも連発が始まり、時によっては寝てる間にも
移植手術直前の頃は、お友達とおでかけごはんするのも、それのせいで、躊躇われるくらいにまですごいことになって来ていた。
しかも、普通一般常識では、音と匂いは反比例すると・・・認識してたのが、見事にくつがえさせられる・・・モノ
何度か、仲良しの看護師やクリニックの医師、はては日本でお世話になった森先生にも、相談したけど。。。
看護師のピエロなんかには、『オレのもすごいぜ』って、冗談で返されたらしい。
こっちは、真剣に悩んでるのに。。。
多分、相手は『しょうがないから笑い話にでもするしかない』とでも、心では思ってたんだろうと察するが。

とにかく、原因はリン吸着剤だろうとは、薄々勘付いてはいたのが、この度、腎臓移植をしてもらって、透析をしなくなって、自動的にそのリン吸着剤も服用しなくなって、おならは普通くらいに勿論するのはするけど、以前のあのものすごい臭さはパタッとなくなりその推論を確定することとあいなった

17

2012-07-14 09:09:12 | 思ったこと
は、イタリアでは良くない数字とされている。。。
確かに、イタリアのおばちゃんが地下鉄の事故に遭ったのも17日だった。
でも、イタリアのおばちゃんはそれでも死ななかったし・・・、だから、自分ではウンのよい数字と勝手に解釈してる

昨日、
買い物にでかけて、、、
まずは、(こないだ、オットのデカパン探しに行ったのに、オットの欲しいとするものがみつからず、返品した金券があったんで・・・早い目に使っておこと思い)UPIMでバーゲン物漁りをして、、、レジでお勘定

17のゾロメだ
そして、魚屋さんで、、、残っていたメルルッツォの卸しをさらえ、、、渡された勘定書

あれ一瞬、さっきのUPIMのレシートをまだ手に持ってたんか・・・と眼を疑った

こんな時、イタリア人は、『数字を当てるくじを買わなきゃ・・・』っという。
買ってみようかな

献立表

2012-07-09 18:04:52 | オットの腎臓移植のこと
が、正反対に変更になった。

透析時代には食べてはいけないものが、今は食べなきゃいけないもの、食べた方がいいものになり、、、
(移植手術前の)最近では、薬を飲む時にしか飲んでなかったお水も、今日現在は1日3500ml飲まなきゃいけない
わずかしか飲めないお水なら・・・ってわけで、よ~~~ぉく冷えたガス入りお水を好んで飲んでたのが、手術後は、透析になる前みたいにガスなしの冷蔵庫にも入れない温度のお水しか飲まなくなった。
人の身体って、不思議なもの

今日は、退院後初めての通院検査と抜糸だった。
 

イタリア行きたいけど透析が・・・

と、お悩みの方!
イタリア専門ツアーオペレーターまで是非ご相談下さい。