イタリアのおばちゃんとオット´s 日記

イタリアのおばちゃんが語る、ローマでの平々凡々な人生&オットの腎移植体験記と透析生活回想録

食べ会

2012-10-31 10:08:52 | オットの透析のこと
に参加させてもらって来た
元、透析仲間と医師&看護師での恒例お食事会
オットは、OBになり早4ヶ月経つが・・・、前回、っと言ってもついこないだ、丁度イタリアのおばちゃんがひとり日本帰国中に招待を受けた時、オットは感染症で高熱が出て、10日間の入院中で参加できなかった為と、看護師団のひとりジャンルーカがこの度イタリアの生活に見切りをつけてカナダに移住することに決め、その出発日が明日の為、わざわざ、追加お食事会を催してくれたらしい

オットの透析生活は2年半、その内、最初の導入期の1ヶ月間とそれから6ヶ後のあの日、穿刺失敗事故が起きて、プロテクトカテゴリーの午前の部に戻ってから腎臓がもらえる・・・って電話がなったあの日までの2年間だから、その大半をこの透析仲間達と同室で過ごしたことになる。
明けても暮れても、月水金、月水金、と、そりゃ、絆も強くなるわなぁ

透析患者にも、ひとそれぞれ事情は異なる。
みんながみんな、腎臓移植手術のリストに登録できるわけではない。
中でも一番仲良しのパメラは、まだ30歳代で若いからきっと移植したいだろうに、、、健康上の事情で登録手続きの時点で失格
年齢的にも体格的にも大ボスみたいなスパラチーノは、移植するとなるとよくあるパターンで腎臓と膵臓のダブル移植を受けないといけないし、食べることが大好きでなかなか痩せられない、我慢と苦悩を重ねながら、手術の呼び出しを恐る恐る待ちわびる生活をするよりも、その後どれだけ人生を謳歌できるか考えたら、先生に毎週明け体重が増え過ぎ・・・とお小言いわれる劣等生しながらもでも透析を受けながら、好きな物を時々食べる方がいいと結論を出したらしい。
オットは、移植後早々のある日、挨拶に寄った時、その仲間達から“どうせ、移植に成功したら、私達のことなんかすぐ忘れて、寄り付きもしなくなるんでしょ”っといわれたらしい。
でも、オットは、今のところ、約束を守って足繁くコトある度毎に顔出ししている。
だからこそ、今回みたいにOBになって4ヶ月経ってもお食事会の仲間に入れてもらえるんだろう
末永くお友達でいられますように・・・

そんな、透析仲間の食欲につられ、一緒になって羽目をはずしたイタリアのおばちゃんは、今朝、ラジオ体操をした

クリニック

2012-09-04 23:40:47 | オットの透析のこと
に陣中見舞いをして来た。
オットが、つい2ヶ月あまり前まで月水金、月水金、明けても暮れても通っていた、透析クリニック。
オットがいた6人部屋は、オットの後釜にちょっと年配のイタリア人の品のよさそうなおばさんと、もとからひとつ空いていたベッドには、イタリアのおばちゃんなんか、1時間ほどのあいだ、ずーーーっと気が付かず、帰る間際になって、『あれあのベッド、空席じゃなかったの』と初めて人の気配に気づいた・・・ヨーロッパ圏外の何人だかよくわからなかったけど、ただひたすら存在感がない女の人で、またもや満室になっていた。

こないだ、ブレーシャの病院で、看護師さんと世間話というか、オットが腎臓移植手術をまだしたばっかりだから、付き添ってもらえず、一人で来て、一人で帰る・・・って話をしてたら、その看護師さん、『ウチの息子もね、2年前5歳で腎臓移植手術をしたの』って。

3年前までは、全然そんなこと、思っても見なかったが、世界中に透析してる人って、一体何人いるんだろう

バトン

2012-07-29 10:24:04 | オットの透析のこと
タッチでもするかのように・・・オットの義兄が透析することになった
もともと、心臓を昔から患っていて、バイパス手術もすでに2回受けていて、最近では身体に水が溜っては抜き・溜っては抜き・・と頻繫に入退院を繰り返していて、つい1週間ほど前なんか酸素ボンベをされ『もうほとんどダメ』とまで言われ、息子なんか葬式の準備や墓の手配まで始めていた
のが、『もうほとんど奇跡』のように復活し、緊急で透析をはじめることになった
ら、みるみる回復の兆しをみせている

オットも、2年半前、『透析をしなきゃいけない・・・』ってなった時、人生が暗黒の世界になったものだけど、いざ、透析をしてもらうと、それは、一種覚醒剤にも似たような効果があるようで、それなしでは生きられなくなるのを味わって、(確かに透析で腎臓の役割をしてもらってるわけだから、それなしでは生きていけないのが現実でもあるんだけど)知ってるから、義兄の気持ちは『よ~くわかる』と毎日電話で相談にのったり、励ましたりしている。。。
今日この頃

ちょっと

2012-07-14 23:27:29 | オットの透析のこと
お下品なオットの透析時代の悩みを思い出した・・・。
それは、おなら
もともと、我が家は野菜をいっぱい食べる家系だった為、透析になる前もけっこうな家庭だったんだが。。。
透析が始まって、リン吸着剤を食事の最中に飲むようになって、段々段々オットのはすごいことになって来ていた。
食事が済むと、、、途端にすごい音の、長~いやつをしかも連発が始まり、時によっては寝てる間にも
移植手術直前の頃は、お友達とおでかけごはんするのも、それのせいで、躊躇われるくらいにまですごいことになって来ていた。
しかも、普通一般常識では、音と匂いは反比例すると・・・認識してたのが、見事にくつがえさせられる・・・モノ
何度か、仲良しの看護師やクリニックの医師、はては日本でお世話になった森先生にも、相談したけど。。。
看護師のピエロなんかには、『オレのもすごいぜ』って、冗談で返されたらしい。
こっちは、真剣に悩んでるのに。。。
多分、相手は『しょうがないから笑い話にでもするしかない』とでも、心では思ってたんだろうと察するが。

とにかく、原因はリン吸着剤だろうとは、薄々勘付いてはいたのが、この度、腎臓移植をしてもらって、透析をしなくなって、自動的にそのリン吸着剤も服用しなくなって、おならは普通くらいに勿論するのはするけど、以前のあのものすごい臭さはパタッとなくなりその推論を確定することとあいなった

イタリア行きたいけど透析が・・・

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