イタリアのおばちゃんとオット´s 日記

イタリアのおばちゃんが語る、ローマでの平々凡々な人生&オットの腎移植体験記と透析生活回想録

冷たい雨

2010-02-13 01:34:50 | 自分の健康のこと
がシトシト降る中、昨日は2ヶ月ぶりの矯正歯科検診に行って、
今朝はが降る中、5ヶ月ぶりの気管支検査に行って来た

矯正歯科検診はいつものように、正味5分もかからなかったが、地下鉄から(元)路面電車路線バスに乗り換えるフラミニオ広場で人だかりだって、全然2番バスが来る様子がなくって、1停留所先まで歩いていったらやっぱりその近くでバスが故障して立ち往生してるっぽくって、もうひとつの路面電車が来たからそれに飛び乗った
模様だったから、1時間半も見積もって家を出たのにそれで丁度だった
帰りは、最初のバスに乗るのに20分位雨の中待たされた
あ~ぁ、早くこの矯正歯科通い、、、終わんないかなぁぁぁ

片や、今朝は天気予報でものお知らせだったけど。。。
オットにアッシー君してもらって(オットも丁度サンジョヴァンニ病院のすぐ近くで済ませなきゃいけない用事があったんで今日にしてもらった)家を出た8時前頃は、雨がみぞれに変わる感じの降り方だってこれじゃぁ積もらないな・・・って言ってたんだが。。。
いつも通り、局部麻酔をして内視鏡で検査
異常もなくこの検査も正味3分くらいで終了(内視鏡を入れられてる本人には3時間くらいに感じるのだが・・・
じゃぁ、診断書を出すから部屋を移動。。。と言われて立とうとするが立てない・・・
天井がぐるんぐるんとまわり、その内手足が締め付けられるような変な感覚、血圧を計るが異常なし
しばらく様子を、、、といわれてそのまま安静にするも全然よくならない
その内胸までわるくなってくる
精神安定剤みたいなのを5滴口の中に落とされ、お尻から吐き気抑制の注射をされる
イタリアのおばちゃんがそこでくたばってる間は次の患者さんの診察ができない。。。
看護士が隣の科の移動ベッドを借りてきてくれ、心電図もとってくれるがやっぱり異常なしで、診察室の隅に追いやられそこでもうしばらく様子をみていたら、胸がいよいよムカムカしてきて(朝食も摂ってないから出るものなかったんだが)先生が“どうだ?”って様子を看に来てくれた瞬間に
そうこうしてる内、自分の用事が終わったオットが“まだ終わらんのぉ”と電話して来て、開けてびっくり玉手箱状態
イタリアのおばちゃんのオット、どこまでも不運な人だなぁぁぁ
その時上半身起きたのが原因かどうか???またまた吐き気をモヨオして
それでも、そこでできることはもうないし、それ以上そこにへたばってられても困るんで、、、
ということで、
救急病棟に運ばれた
問診中にもう一回して、
点滴を打ってもらったらようやく立ち上がれるようになった
血液検査の結果が出る前だったが、点滴ですっかり回復したことだし、オットは1時半から透析だし、署名して帰ることにしたのが12時
外は真っ白になっていた・・・というより、トウゲを越してもう溶けかけてる状態だった
オットを透析に送り出して、午後は、ぐっすりお昼寝したら、夕方にはずいぶんよくなって、ローマに住んでる他の日本人の人たちのブログを覗きに行ったら、みんな25年ぶりのローマの雪景色をいっぱいしてた
あ~ぁ、イタリアのおばちゃんもせっかくのローマの雪景色、写真に撮りたかったなぁぁ

ハシゴ続き

2009-12-24 09:30:51 | 自分の健康のこと
だった・・・
といっても、決して忘年会でも飲み会でもない・・・残念ながら、病院めぐり
先週の木曜日は、午前中、オットの腰の人工骨の年に1回の検診日(1回目は予約を入れていたにも関わらずこのところの大騒ぎですっかり忘れて気がついたら2日も経ってて慌てて2度目の予約を入れてもらったら、こないだのシャントの手術日と重なっちゃって、、、3度目の正直ってやつだった)とイタリアのおばちゃんの矯正歯科医のいつもの定期健診日のはしご
オットの人工骨は極めて良好、全く問題なし
ついでに専門じゃないけど、ベーカーチストっていわれたふくらはぎを診てもらったら腫瘍じゃないと思う、そのピチピチタイツをしばらく着用してればそのうち良くなると思う・・・って言われたらしい
イタリアのおばちゃんの矯正もいたって順調
今日からは固定ブリッジ一晩おきの着用でOKといわれた
一昨日・火曜日は、サン・ジョヴァンニ病院へ毎年恒例のお歳暮配りとオットのシャントの手術の抜糸をはしご
サン・ジョヴァンニ病院であの時気管支の手術をしてくれたヴィテッリ教授に、オットの透析の話しをすると、“当病院の腎臓科の医師は僕の友達だから、必要があったらいつでも言って来いよ”って言ってくれた
やっぱり、この国は知り合いが多いに限る
午後からのオットの抜糸も、、、スムーズに終了。。。
ただ、途中、医者と看護婦が市場でトマトの品定めでもするかのような感覚でオットに見合う透析の際の針の太さを話してるのを聞いて、、、思わず、ブルーになっちゃったオットではあったが
次回は29日にまた来いって言われてて、経過がよければ、翌日かその翌日くらいにまずは短時間のミニ・透析をはじめてくれる魂胆らしい

あのあと

2009-12-13 22:48:40 | 自分の健康のこと
オットのふくらはぎのエコをとってもらいに、《イタリアのおばちゃんがすでに足骨折でお世話になったクリニック》ヴィッラスチュアートに行ってきた
診断結果は、ベーカーのう腫というものが足がつった時破裂して腫れたんだといわれ、医療用タイツ(『白鳥の湖』もマッツァオなほどピチピチ肌色タイツ)を日中着用するように言われた
その足で閉店間際の医療品屋さんに滑り込みでそのタイツを買い、昨日1日着用しただけでかなり痛みが和らいだらしい・・・
だが、日本出発への迷いはまだまだ抜け切れない
イタリアのおばちゃんも、航空券代もったいなさにオットを残して出発するぞぉぉぉと、一時は考えたが、やっぱり・・・
だって、オット、もともと普通の靴下だって自分で履けないくらいなんだから、こんなピチピチなタイツひとりで履けるわけがないんだし
とりあえず、明日、シャントの埋め込み手術を受けに16時フォルラニーニ病院へ行って、肉屋のおじさん先生とよーーーく相談してくるつもり
そしてあさって、整形外科医のジャンドメニコにも会うことになってるし

ドラマチック

2009-12-11 05:07:08 | 自分の健康のこと
な日々が展開している
前回のブログの翌日(先週の金曜日)、予定通りに今までずっと通っていたサントスピリト病院の腎臓科で精神科医の診察を受けにふたりで行った
てっきり一緒に話させてもらえると思ってついて行ったのだが、“第一回目の診察はとりあえず本人だけで・・・”とイタリアのおばちゃんは待合室とは絶対言いがたい腎臓科の入り口の椅子で待たされることに
特に新しいことを言われたわけではなく、とにかく、この「腹膜透析」にむけてこころの準備をすることが主旨だったようだ
精神科医との診察が終わり、出てきて、そのちんけな待合い椅子のところで、立ち話ついでに月曜日、また血液検査をしてその後すぐ腎臓科の医師との面談するように指示された
食事療法のことを最近日本語のネットで色々調べて、ただ、調べれば調べるほど勝手に自分でやるのは危険で必ず専門の医師か栄養士の指示の元で行うように。。。とのことが書かれてある為、なかなか実行には移せずいたので、その場で口を挟んでみた。。。医師の反応は“今更・・・そんな事態じゃない”みたいな表情をされた
だけど、今までなんにもそういうことのアドバイスもなければ、何を食べちゃいけない、何をどんだけ食べれとか、いっさい関知ナシでとにかくじっとクレアチニン値が上がるのを指をくわえてみてるだけだったのに
まぁ、下手に医者にはむかっても利点はないからおとなしく“はい”“はい”と帰ってきた
その日の午後、オットの友人の友人を介してフォルラニーニ病院の腎臓科の先生を紹介してもらい月曜日にアポが取れた
その後、再びサントスピリト病院から連絡があり、月曜日の血液検査は、緊急検査扱いにして即結果が出るように手配するので朝一番で来るように・・・と時間変更になった
そして、、、月曜日
まずは、サントスピリト病院へ血液検査へ
医者との面談は後日・・・といわれてたので、オットひとりで
帰ってきたオットは
というのも、金曜日、そのようなことを医師同士で話しているのはなんとなくわかったが、、、透析を始める為にカテーデルを埋め込む手術を行わなければならず、その手術日として今月10日を外したら次回いつできるかわからない。。。で、10日にその手術を受けるのであれば今日中に返事をしなければ手術室の確保ができないと言われたらしいのだ
オットは、“今日中に返事は必ずします”とやっとこさ言って帰ってきたらしい
そして、お昼ごはんも食べるか食べないか(きっとオットの喉は何も通らなかった状態だと思う)でもうひとつのアポのフォルラニーニ病院へ
そこで待ってたのは、腎臓の医者の顔には程遠いようなごっつい肉屋のおじさんのような先生で、一目でイタリアのおばちゃん夫婦はその先生に信頼感をもった
早い話、
オットの腎不全が数値的に透析を受けなきゃいけない状態まできていること
透析には現在2つの方法があって、1つはすでに薦められている腹膜透析、お腹にチューブを差し込んで、そのチューブは常に外界にぶらさがったまま、自宅で長時間かけて自身で行う方法で利点としては、通院しなくてよいこと
もうひとつは血液透析、腕にシャント(バイパスみたいなもの)を埋め込み週に3回の通院が必要で利点としては、通院の拘束以外は普通の生活が送れること
どちらの場合もその準備期間にチューブかシャントが安定するまで2~3週間を要し、でも、シャントさえ入れておけば、万が一旅先で緊急透析が必要になった時もりようできること
オットの日本に行く大きな目的はにある・・・ことを告白すると、だったら、腹膜透析なんかしたら、温泉どころか家のお風呂にも入れんぞっとアクティブに生活したいんであれば、絶対血液透析の方を選ぶべきなこと
を教わり、イタリアのおばちゃん夫婦は眼からウロコ状態だった
もう、その場でそのシャントを作ってもらう手術の予約を入れてもらったのは、言うまでもない
昨日、サントスピリト病院から“透析にむけて食事療法の献立を作成したので取りに来て下さい”と呼び出しを受け、代理で取りに行った
いまさら・・・って顔に書いて
今日は、更にもうひとり、これもまたまたお友達の紹介で教えてもらったトル・ベルガータ病院の腎臓医を訪ねて行った
女医で、肉屋のおじさんとは似て似つかぬ全然違うタイプだったが、この先生も見解はやはり肉屋のおじさん医師の指示は正しいと太鼓判を押してくれ、さらに、色んな我々の質問・相談に親切丁寧に事細かに説明してくれ、とっても安心して帰ってきた

・・・というわけで、
オットは、今度の月曜日、血液透析を始めるために必要なシャントをいうもんを腕に埋め込む手術を受ける(4時間くらいの手術で部分麻酔だそうな)
12月26日、日本にむけて本当に出発するかどうかは、実はまだ迷ってて、月曜日手術をしてもらう時、もう一度肉屋のおじさん先生とよく相談してから結論を出そうと思っている様子
オットが旅立たない結論を出した場合、イタリアのおばちゃんは、一人分でももう支払ってしまった航空券代をにしないためひとりで帰国する予定

あと、腎臓とどれだけ関係があるかわからないが、、、
丁度1週間くらい前、オットの左足のふくらはぎがつった
翌日、腫れて歩くのも困難なほど痛くなった
火曜日、世の中は「無原罪のお宿りの日」で祭日だというのに、朝から夕方までサンジョヴァンニ病院の緊急救命に入り浸っていた
ふくらはぎはやっぱりひどくつったトラウマから起きた筋肉障害と診断されたが、そこででも血液検査を余儀なくされ、腎臓で緊急入院させられそうになり
免責書類にサインしてやっと出させてもらった
・・・じゃないと、今頃、サンジョヴァンニのベッドで寝てるとこだった

なんと、

2009-11-18 17:17:39 | 自分の健康のこと
2ヶ月と6日間ぶりにスポーツジム(プール)に行って来た
インターフェロン治療が終わって、ほんの少しだけど、体調的に落ち着いたオットもアッシー君代わりに一緒だったんで、マイペースにぬぉ~んびりに・・・というわけにはいかなかったが、病み上がり初回にはその方が結果的にはよかったのかもしれない
実は、一昨日で年会費が切れてる計算だったんだが、少し前、ヒョンな話から、そのジムの方針によっては、ちゃんと診断書とかを提出すれば病欠した分延期してくれる制度があるとこもあるよって聞いて、慌てて連絡
その人が教えてくれた通り、このスポーツジムも同じ制度だった
一昨日の検診の時、先生に言って診断書を書いてもらい、家からファックスしてギリギリ滑り込みセーッフってわけ
んで、最大延長の60日間を延長してもらえた
情報アンテナは、張り巡らしとくもんだなぁぁ
そして、プール上がり、ずーーっと前にムスコに買ったハードディスクが最初っから壊れてて動かないから、、、って、先週「返品・交換」に持って行ったのが届いてるからと連絡があったので新しいハードディスクを受け取りにショッピングモールまで足を伸ばすことにした
んで、
ついでに買ってきたのがこれ

そぅあんま機